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春、俺はウィッグの髪をなびかせ杖をつきながら桜の下を歩いていた。
「……あー……怠い。」
春休みに修ちゃんもアメリカ行っちゃってつまらなくなったので、帝光中で何故か征ちゃんと真ちゃん、テっちゃんとバスケを夢中でやってしまって、悪化させてしまった。
なかなか曲がらない膝にイラついて、上から着れないかなと思っていたら、シュリちゃんが誠凛の制服で特別製のを作ってくれたが、女物の方が楽に作れるとかで女装するはめになった。
本来、俺は誠凛でなく別な偏差値の高い進学校に進むはずだったが自業自得である。
「…マジで洒落にならないわ〜。」
バスケしたい!
身体動かしたい!
入学式は、一週間前で、今日から通常に授業が始まる。
「……おはよー。」
教室に入り窓側の一番後ろの席にゆっくりと座る。
うちの担任は、入学して四日後には席替えをしてしまった。
クジで運よく一番後ろの窓になれたのでよしとしよう。
?「ヒナ、おはよう。」
「おはよう。俊ちゃん、順くん。」
俺に挨拶してきた奴は、俊ちゃんこと伊月俊と順くんこと日向順平だ。
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この物語の伊月先輩は駄洒落はいいません。
……考えるの面d…ンン"…大変なので。
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作者名:ソウ(蒼羽) | 作成日時:2017年4月4日 20時