百、六 ページ39
視点→A
A組へ行き息をひそめてクラス内をうかがうと、そこにはボンゴレたちの姿はなかった。
…こんなのでは仕事にならない…。
確認と報告をと、持参していた携帯を取り出し、XANXUS君…は出ないだろうからスクアーロ君に通話をかけた。
校内には携帯電話禁止という規制はなかったハズだ。【僕にあっさり負けた風紀委員長】に見つかりさえしなければ大丈夫だ、問題はない。
数コールながして聞き覚えのある、低めの声が聞こえてきた。
「pront？」とわざわざご丁寧に『もしもし？』と言って。書類に追われて携帯電話に表示されている僕の名前が見えなかったのだろうか。
「スクアーロ君、僕…Aです。」
ということでこちらもご丁寧に名乗ってやると、スクアーロ君は「あぁ、お前か」と言い「何の用だ？お前今学校だろう」と忙しいんだという声音で言ってきた。
…わざわざ報告してやろうとしたのにと思いつつ
「あのさ、ボンゴレたち学校にいないよ？どうなってんの。僕の収入減るじゃん。無駄骨じゃん。今月の給料倍ね。」
と、思ったことを素直に口に出してやると、彼はこちらの経済状況も考えろと言ってきた。
「考えないよ、だって僕は蒼色ハッカー。元は孤高の、フリーの情報屋だ。給料払えなくなったらお前たちの情報もって逃げるよ、僕は。」
「…あー、もう、しょうがねぇやつだな…お前。」
「メンドクサイって思ってくれて結構さ。」
恐らく修業だろうという報告をすると「給料、倍にはならないが今月だけでもあげるようボスには言っとく。せいぜいこの会話ボンゴレの奴らに聞かれねーようにしろよ」と言ってくれた。
「大丈夫だって。ここには誰もいないことは把握済みだ。誰か来たら流石に気づくよ。」
「ならいいんだけどな」
と、伝えるべきことを伝えたあと、すぐに学校のチャイムが鳴った。
急いで教室に戻らなければ。
僕は通話していた携帯の相手に時間だからと言って通話を切り、早足で教室まで戻った。
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てゐ(プロフ) - 招きぬこさん» 裏話盛りだくさんだわwwなるほど最近考えたのかwwメール待ってるね！こっちは今のところ裏話はないかなー… (2014年10月20日 1時) (
レス) id: 0f017c5b02 (このIDを非表示/違反報告)
招きぬこ(プロフ) - てゐさん» だって最近考えたんだもん！← 何か色々裏話が盛り沢山なんでメールとか送るね！そんでお話ししよっ！ (2014年10月20日 0時) (レス) id: dc52c1153b (このIDを非表示/違反報告)
てゐ(プロフ) - 招きぬこさん» なんだそれ初耳wwwわかったー、反映させとくねー∧( 'Θ' )∧(いつか) (2014年10月19日 23時) (レス) id: 0f017c5b02 (このIDを非表示/違反報告)
招きぬこ(プロフ) - てゐさん» りょ！あ、ルタさんの本名『ロベルタ』なんでよろしくっ！だからベルと呼ばなかったと言う裏話← (2014年10月19日 21時) (レス) id: dc52c1153b (このIDを非表示/違反報告)
てゐ(プロフ) - 招きぬこさん» あいよー！私もできればもうちょっと進めて話し合わせるよ！ 案とかあればメールしてね！ (2014年10月19日 21時) (レス) id: 0f017c5b02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てゐと招き猫 | 作成日時：2012年12月16日 8時
