百、三 ページ36
視点→A
３品目が終わったと同時に、僕の話も終わった。
「とまぁ、こんな感じですかね。」
僕が一息つくと、マーモンさんも「ふぅん」とうなずいた。
「引きました?」
４品目を作りながら僕はそう尋ねた。
恐らく、これを聞いた人は絶対に引くから。
だが、絶対に引くであろうと思っていたが
「いいや、引いてはいないよ。だけどそれでよくここまで
と、逆に褒めてくれた。
「え、えぇ。執念深いですから。」
僕は驚きながらも、マーモンさんの言葉に肯定していた。
そして僕はこう切り返した、
「僕の情報を流してあげたのですから、さっきのツケ、無しにしてくださいね?」
「むっ」
このことを聞いてきたのはマーモンさん。
だからツケを無くせと言うと、
「しょうがないね」
そう言いながら、マーモンさんは、そう深くため息をついていた。
そこから、僕とマーモンさんの話は弾んだ。
誰から金を徴収すると一番もうかるとか、
今まで一番面倒だった仕事は何とか、
金のすばらしさ、大切さとかその他諸々。
５品程度が出来たところで、僕はマーモンさんに話しかけた。
「ねぇ、マーモンさん?」
「なに?」
「この料理、向こう(リビング)に持って行ってくださいな」
僕は一皿ぶんの皿を彼に渡した。
「………金払ってもらうよ。」
「いえいえ、例えそうなってもあなたはまた、じきに僕に借りを作ります。」
僕がふふんと上機嫌で言うと、彼は「むっ……。」と(フードで顔は見えないが)眉をひそめ、
しぶしぶと料理を運んで行った。
マーモンさんに運んでもらったおかげで、僕は一回料理を運ぶだけで良くなった。
右手に２皿、左手に２皿ずつの要領だ。
「ありがとうございました、マーモンさん。」
「無料労働とか僕的にはありえないんだけど。」
「知りませんよ、そんなこと。」
ツッコミ(?)を入れて少ししたら、ヴァリアーのメンツが揃ってきた。
今はまだ、７時だ。
ボスもナチュラルにきて、みんなで食べていた。
食べ終わって、７時１２分。
まだ少し時間があるので久しぶりにルッス姉さんのところに雑炊でも作って持って行こう。
「じゃ、スクアーロ君。食器の片付けよろしくお願いしますね」
「ゔおぉぉい!!なんで俺なんだァ!!」
「近くにいたからです。」
僕がそう言ってもまだ承諾しないスクアーロ君を放っておいて、僕は「じゃあお願いしますね」といいながら、出来たての雑炊を医療室まで足を運んで行った。
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てゐ(プロフ) - 招きぬこさん» 裏話盛りだくさんだわwwなるほど最近考えたのかwwメール待ってるね！こっちは今のところ裏話はないかなー… (2014年10月20日 1時) (
レス) id: 0f017c5b02 (このIDを非表示/違反報告)
招きぬこ(プロフ) - てゐさん» だって最近考えたんだもん！← 何か色々裏話が盛り沢山なんでメールとか送るね！そんでお話ししよっ！ (2014年10月20日 0時) (レス) id: dc52c1153b (このIDを非表示/違反報告)
てゐ(プロフ) - 招きぬこさん» なんだそれ初耳wwwわかったー、反映させとくねー∧( 'Θ' )∧(いつか) (2014年10月19日 23時) (レス) id: 0f017c5b02 (このIDを非表示/違反報告)
招きぬこ(プロフ) - てゐさん» りょ！あ、ルタさんの本名『ロベルタ』なんでよろしくっ！だからベルと呼ばなかったと言う裏話← (2014年10月19日 21時) (レス) id: dc52c1153b (このIDを非表示/違反報告)
てゐ(プロフ) - 招きぬこさん» あいよー！私もできればもうちょっと進めて話し合わせるよ！ 案とかあればメールしてね！ (2014年10月19日 21時) (レス) id: 0f017c5b02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てゐと招き猫 | 作成日時：2012年12月16日 8時
