【おそ松さん】七不思議の飼育匣

一怪．始まりは突然に ページ2

私たちは普通とは少し離れた存在

霊感が強くて払い屋の血筋に生まれた

変なのが見える払える以外はフツーの女子中学生

いやね、どこが普通なんだよって話だけどね！？！？

ハゲ面共が視界の何処かには必ずいんだよ！？

カサカサいってるしお前らはゴキブリかよ切り刻んでやろうか

毛根よりも先に存在ごと消し飛んでしまえよ





っていいたいけどなんだかんだ言って払えなくなってしまうのもいる

感情的になっちゃうんだよなぁ

そのね、いろいろあるわけですしね、

そうやって一人自問自答を繰り返してた時だった(寂しいね)

トト「学校の怪談、ぜーんぶ集めてなくしちゃいましょうよ！」

『おん？』

何を言ってるんだこの子は

やめろ！純粋な目で見つめんじゃねぇ

トト「眉目秀麗、才色兼備な女子中学生の鑑であるトト子がこのような
行為に至ったのには理由があります」

『言いたいことはあるが続けろ』

最近ね、私たちの学校で生徒たちが怪異に襲われることが多いらしいの

みんな知ってる二十二の怪

みんなが嘘で生み出した作り話

それが現実になってる

おかしいと思わない？まるで言霊が起きたみたいよね

『でも私たちには無理だよ
第一二十二個目は見つかんないんだろ？』

トト「そっかぁ残念」

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ

『ﾌﾝｯ』

トト「あらやだ男らしい」

『えっとー…誰か…ら…あ？…』

トト「…え？」

メールを開いた瞬間私達は強い睡魔に襲われ

そしてー







意識を手放した

最後に唐揚げ…食べたかった…

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