op14…プログレ4…桜ねこ ページ7
桜「……。
あのさ、今日恵先輩と演奏してた曲あるでしょ？
あれ、私たちの曲なの」
神「…？」
桜「私たちのstory。」
神「桜と宴の…？」
桜「そ、薔薇と桜の！」
神「…！
お前、見えてんのか！？」
桜「…話して無かったっけ？
私、音を聞くと景色が見えるの。
共感覚って言うんだっけ？
あの子の演奏は薔薇。
弱々しくて棘に護られるどころか攻撃されている、一輪の薔薇の花」
神「…。
俺は、俺には…分かる。
棘はお前だ。桜」
桜「指揮者さん。
何が言いたいの」
神「お前は、宴を思って遠ざけた
違うか？」
桜「違わないけど？」
神「理由がわかんねェんだ。
教えてくれないか？」
桜「それは、無理
ごめん。
他に何かある？」
神「…お前、昔何があった？」
桜「それも無理だね。
ごめん。
終わりかな？」
神「…それと最後に。
吹奏楽のための木挽き歌。
俺は、選曲ミスした…のか？」
桜「うーーん…。
分かんないけど、私はあの曲好きだから嬉しいよ。
ありがとう」
神「じゃあ、本気でやってはくれないか？」
桜「気が向いたらね。
じゃあ、もう帰りなよ。」
神「桜は？」
桜「私は今から人に会う約束があるから…」
神「そっか
…じゃあな、桜
今日はありがとう！」
桜「うん。バイバイ翔太」
神峰が去り、入れ替わりに来たのは、
宴「良かった。
来てくれててありがとう。
弦野…さん」
──────宴
ーー
続編前と後で松太さんが連続更新してたので私も便乗！
合格おめでとうございます！
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作者名：松太and桜ねこ x他1人 | 作者ホームページ：
作成日時：2015年1月24日 15時
