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6話 ページ6

シ「あっ!」
モ「ん?どした?」

?何か忘れ物でもあったのかな?

シ「君、名前教えてくれない?」

……私の…名前?なんでそんなの……

『別に……好きなように呼んでくれれば…』
シ「うん、だから名前で呼びたいんだ」
モ「あー、それは俺もだわ」

私の…名前……
ずっとお前とか、ゴミとか、汚物とかで呼ばれてたから名乗る機会が無かったなぁ……

『佐波、です……佐波A…』
シ「Aちゃん……いい名前だね!な?」
モ「うん、かわいい名前」

!……かわ…いい?…私が?……いや、ただのお世辞だ
私なんかがかわいい筈ない

シ「じゃあ、一緒に来てくれる?Aちゃん」
『……分かり、ました…』
──────────────
シ「悪い、待たせた」
マ「おせぇぞシルク、モトキ!!」
モ「ごめんごめんwwおいで?」

おいでって……この人の膝の上?
いや、奥の方に隙間あるから、そこに入るのか

モ「よいしょっと……おっけ」
ザ「この子も連れてくの?」
シ「おう。ダーマには言った?」
ン「言っといたよ。じゃあ、事務所行くか!」

……結局膝の上だった……重くないかな?

マ「そういや、この子の名前って……」
シ「Aちゃんだって。いい名前じゃない?」
ン「なんでお前が誇るんだよww」

……この人達、仲良いな……羨ましい……
私にも、仲良くしてくれる人いるのかな………?

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作者名:レイミ | 作成日時:2022年3月20日 12時

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