Sorry,I...(2)

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side:You





千「今さらどうしたの(笑)」



実「好きだから付き合ってるんでしょ(笑)」








改めて納得した私に2人はまた笑っていて



今ならきっと言えるはず
大切な親友たちに伝えられるはずだから









「実彩子、千晃...聞いて欲しいことがあるの」








.







真司郎に告白されたあの日のこと


実は隆弘がきっかけでを私たちは始まったこと


ボロボロだった私を真司郎が見つけてくれたこと









「最初は...隆弘に気持ちがバレたくなくて」



「隠すために仕方なく付き合ってた」








「だけど一緒にいるにつれて」



「私の中で真司郎の存在がどんどん大きくなって」









「前に落ち着いたら話すって言ったの覚えてる？」









「その時は真司郎のこと全然好きじゃなくて」



「...実彩子と千晃に言うのが怖かったの」









「嘘ついててごめんなさい」



「...だけど今なら言える」









「私は真司郎のことが好き」









.









2人は何も言わずに
私の目をじっと見ているだけで









あぁ、確かにそうだ
こんな馬鹿げた話呆れてしまうに違いない









でもこれが私が選んだ答え









.









実「...馬鹿じゃないの」









予想通りの言葉にやっぱり涙が出そうになる









.








実「...本当に馬鹿なんだから」








実彩子は私の頭をぐしゃぐしゃに撫でてくれた









「ぎゃあ！」



千「...私もやってやる！」









2人に全身をぐしゃぐしゃにされて
気がつけば3人でベットに倒れ込んで









「うぅ〜重い...」









実彩子にぎゅっと強く抱きしめられて









実「...本当はちょっと寂しかった」



実「話してくれてありがとね」









そして千晃が私と実彩子を包むように
ふわっと抱きしめてくれて








千「そうやって少しづつ、Aの思ってることを教えて？」



千「私たちは何があってもAの味方なんだから」







.







「...うん」







涙が溢れて声は震えて
そんな私を2人が笑ってまた抱きしめてくれる









「うぅ〜...」



実「Aの泣き虫！可愛く泣いちゃダメ！」



千「宇野ちゃんツンデレ(笑)」








.







「千晃、実彩子...ありがとう」









きっとこれから先どこを探しても
見つかることは決して無い大切な親友





大好きだよ

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