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side:You
「...今日、真司郎の幼馴染の女の子に会ってね」
「真司郎のことが好きって顔に書いてあった」
「きっと小さい頃からずっと真司郎の側にいて」
「真司郎のことだけを見て」
「私の知らない真司郎をこの子は知ってるんだって」
「そう思ったらどうしようもなくなっちゃった」
自分で話していて情けなくなってきて
実彩子の顔を伺えば
「...笑ってる」
実「ふーん(笑)」
千「そうゆうことね(笑)」
お風呂から出てきた千晃も笑っていて
「人が真剣に話してるのに...」
.
実「やきもち焼いたんだね」
「やきもち...？」
私が？真司郎に？
千「あの子が真司郎と仲良いことが嫌だったんだよ」
実「私だったら絶対、その女引っぱたくけどね(笑)」
やきもちなんて
私と真司郎にはそんな感情
縁のないものだと思ってた
.
「...やきもち焼くのってうざいかな？」
弱虫な子供みたいに小さな声で呟けば
千晃と実彩子は大爆笑していた
「な、なんで笑うの...」
実「あんたアホにも程がある(笑)」
千「天然が可愛すぎる(笑)」
お腹を抱えて目に涙を浮かべるほど笑って
2人とも優しく笑って私の頭を撫でた
実「やきもち焼くのなんて当たり前だよ？」
実「Aは真司郎の彼女なんだから」
千「好きな人のことを独り占めしたいって」
千「好きな人だからこそ思う感情なんだよ」
彼女だから
好きな人だから
そう言われて
私はやっと気がついた
いつの間にか私の心の中で
真司郎の存在がどんどん大きくなって
真司郎が楽しそうだったら嬉しくて
真司郎が悲しそうだったら苦しくて
真司郎の隣にいたくて
この心を占める気持ちの答えは
私はあなたのことが
「私は...真司郎のことが好き」
あなたの真っ直ぐな瞳が
離さないでくれる腕が
甘くてとろけてしまいそうな声が
優しさも笑顔もわがままなところも
.
あなたがもし他の所へ行ってしまったら
もう笑えないかもしれない
真司郎を誰にも取られたくないって思うのは
「...真司郎のことが好きだからなんだね」
.
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キキ(プロフ) - ななさんの作品どれも好きでSorry,I...の続きが気になります！ツイッターもフォローさせていただいてます！これからも更新頑張ってください！！ (2018年7月28日 7時) (
レス) id: 3834e8eb4b (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 最近ずっとSorry I(2)が更新されないからどうしたんだろうと・・・と思ってました。でも次の移行準備だったんですね！！楽しみにしてます！！ (2018年7月28日 1時) (レス) id: 15ac7074ef (このIDを非表示/違反報告)
みかん - いいところでストーリーが終わってしまうと続きが早く読みたいです (2018年7月17日 23時) (レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 早く続きみたいです！！ (2018年7月15日 21時) (レス) id: 15ac7074ef (このIDを非表示/違反報告)
たかじろ(プロフ) - このお話めっちゃ好きでずっと読ませてもらってます!!更新頑張ってください!!! (2018年7月14日 23時) (レス) id: 20feef4c7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なな
| 作成日時：2018年4月22日 14時
