34話 ページ35
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葵「は？Aがいない？」
イチハ「そうなんだー。出勤したらAさんいないってスタッフから聞いた！」
Aが無断欠勤？
昨日……早上がりしてたな。
しかも…
従業員から天神さんと一緒に帰ったって言われたな。
あの人タチだ。
食われて立てなくてスマホ届かないが1番ある。
葵「1回電話してみるからいつも通り営業準備してな。」
イチハ「はーい。」
電話出んのかなアイツ。
Aのスマホに電話をかけてみたところ、
3コールほどしてから高い声が聞こえてきた。
『はーい。』
葵「おいA。無断欠勤とはいい度胸だな。」
『電話かけんの忘れてて〜。』
何かの音が電話越しに聞こえる。
そしてこの響くような音が出せるのは地下室だけ。
地下室には…
葵「………お前誰閉じ込めてやがる。」
『え〜？何のこと〜？』
葵「そこに閉じ込められた俺が1番分かってんだよ。部屋中に響く枷の音とか、ムチでしばかれた時の音とかな。で？誰捕まえてんだお前。」
電話越しに狂った笑い声。
『誰だと思う〜？葵が1回仕事中に注意した客だよ〜ぉ？』
俺が注意した客？
葵「いいから誰か答えろよアホ。」
スっと後ろから手が伸びてきた。
手の主は葵からスマホを取って狂った笑い声をひたすら繰り返してるAに話しかけた。
槙「A？誰を閉じ込めたのか言ってごらん。」
『えっ』
葵「ま、槙さんっ」
槙「葵はホールでキャストが困ってたから助けてあげなさい。」
葵「…分かりました。」
槙「さて……A、4年前の話…覚えてないわけないよね？」
『っ……ご、ごめんなさい。』
槙「謝罪じゃなくて覚えてるか覚えてないかどっち？」
『お、覚えてます…』
槙「覚えてたんだ。なのに何で閉じ込めてるの？」
さっきまでの威勢はどこにやったのか。
槙「今日は腰痛いんだろう？閉じ込めたお客様帰してあげて。今から家向かうから休んでな？」
『わ、かりました…。』
槙「うん。じゃあまたね。」
通話を切って振り返ると心配そうに見てくる葵。
上目遣いで槙を見上げてる。
葵「ま、槙さん……」
槙「スマホありがとうね。Aのこと任してね。葵はいつも通りだよ。」
葵「分かりました。」
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みずき - 完結？おめでとうございます！夢主のキャラがもうほんま…大好きで…応援しとります！ (2022年10月3日 12時) (
レス) @page44 id: 129e1b5429 (このIDを非表示/違反報告)
うらにわ(プロフ) - 完結おめでとうございます 軍パロ…………見なきゃ………(使命感)絶対面白い………次作品も楽しみに待ってます！ （（やっぱ乾さん神なのでは？）） (2021年5月3日 11時) (レス) id: 9bef666aed (このIDを非表示/違反報告)
アズライト@pitter(プロフ) - 完結おめでとうございます 乾さんの作品が好きなので軍パロのお話も楽しみに待っております！ (2021年5月1日 13時) (レス) id: 3c5e70e030 (このIDを非表示/違反報告)
乾(プロフ) - 428-clover さん» コメント誠にありがとうございます。最高減少上回ってしまったゆえにこのような終わり方をしてしまいました。本当に申し訳ないです…。次回ものんびりくらり更新する予定なので少々お待ちを…*_ _) (2021年5月1日 10時) (レス) id: 1cb24a78b9 (このIDを非表示/違反報告)
乾(プロフ) - あらんさん» コメント誠にありがとうございます。本当は全体的に見ると70人くらい減ってたんですよね。こりゃ無理だと感じて止めちゃいました。もう現パロは書かないかもしれないくらい止みましたね。次回もどうぞお楽しみに´`* (2021年5月1日 10時) (レス) id: 1cb24a78b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：乾
| 作成日時：2021年4月12日 1時
