２４８話 ページ31
街は灰と化して今までの活気あふれた街は無くなりつつあった
その中でまだ生き残ってる人たちは逃げ迷い、助けを求めていた
貴「もうやめて！これ以上みんなに手を出さないで！」
そう叫んでも攻撃は止まない
私もセッタももう限界だった
戦える者が二人しかいないということで体はもうボロボロだった
貴「やめて！！！」
そう叫んだとき、目の奥が熱くなるのを感じた
セッタ「A、、、お前、、、！」
セッタはどこか焦った顔をしていてどうしたの、と聞くと、テス君が戸惑いながら言った
テス「お姉ちゃん、、、目が、、、目が赤くなってる、、、！」
貴「え、、、？」
どうなってるのか混乱もしたが、今はそれどころじゃない、と自分に言い聞かせてダビデ老の方を向き直った
貴「これ以上、、、みんなに手を出すなぁ！！！」
神杖を両手で握り、その握る手に力を入れ、神杖を思いっきり地面に刺した
すると、神杖から広がるようにボルグが出てきた
ボルグは街全体を攻撃から守るかのように広がっていき、遂には魔導士たちも手を出せなくなっていた
セッタ「なっ！？」
それからは何故か体が勝手に動いていった
神杖を刺したまま私は叫んだ
貴「力を、、、貸してくれるんでしょ！？」
セッタ「おい、A、、、？」
貴「なら、、、私に力を貸して！！！」
『『『御意。あなた様のためならば』』』
さっきとは違う声がいくつも聞こえた
神杖に力込め静かに唱えた
貴「稲妻よ、、、この地に降り注げ＿＿＿＿風よ、、、吹き荒れろ＿＿＿＿」
唱えると、ボルグの向こう側では稲妻が降り注ぎ、
風が吹き荒れていた
魔導士たちはボルグを張るも、その威力はものすごく、ボルグをも貫いていた
あまりの力に体が悲鳴を上げていた
血管が切れて血が流れているが、今ここでやめてしまえばみんな死んでしまう！
もう少しの辛抱だから、、、
もう少しでソロモンが、、、みんなが来るから、、、
それまでもう少しだけ耐えて、、、！
絶対に壊させはしない！！
ソロモンが夢見たこの居場所を、、、！！
みんなで築き上げたこの居場所を、、、！！
絶対に守る、、、！！
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ハクしろ(プロフ) - エリンさん» ありがとうございます!! (2017年1月1日 12時) (
レス) id: 7c4e652313 (このIDを非表示/違反報告)
ハクしろ(プロフ) - 時雨さん» ありがとうございます！なるべく更新できるようにしますね！！ (2017年1月1日 12時) (レス) id: 7c4e652313 (このIDを非表示/違反報告)
ハクしろ(プロフ) - アルファさん» ありがとうございます!!そう言っていただけると嬉しいです!! (2017年1月1日 12時) (レス) id: 7c4e652313 (このIDを非表示/違反報告)
ハクしろ(プロフ) - アルナさん» ありがとうございます!! (2017年1月1日 12時) (レス) id: 7c4e652313 (このIDを非表示/違反報告)
エリン - 続きが、めっちゃ楽しみです。頑張ってください！ (2016年12月18日 11時) (レス) id: f1ded261e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハクしろ
| 作成日時：2016年5月18日 21時
