転送された世界は魔法の世界だった！？８【マギ】【ハリーポッター】 (ページ30)

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２４７話ページ30

魔導士を倒し、テス君を見つけて一緒に逃げていた
セッタを見つけるために気配を探していた時だった

テス「お姉ちゃん！あれお兄ちゃんじゃない！？」

空を見上げて指を指しているところにセッタはいた
そしてダビデ老と何人かの魔導士たちも

瞬時にわかった
セッタが危ないと

貴「風魔法(アスファル)！」

ダビデ老がセッタに攻撃した瞬間に風魔法でセッタを私の方へ移動させた

セッタ「A！？それにテスまで！」

貴「ギリギリセーフってね！大丈夫？セッタ」

セッタ「あ、ああ。助かった。ありがとう」

貴「どういたしまして。それより、ソロモンたちが帰って来るまでに何とかしないと」

そういい、私とセッタは魔導士に向かって攻撃を仕掛けた

向こうからも攻撃が来てはボルグで防ぐがだんだんとボルグもやぶれてきた

そんな中、人々の叫びは今もまだ聞こえてくる

その時、耳に流れ込んできた声

『私たちの力をお使いください』

誰の声なのかわからない
周りを見渡してもセッタは戦っているしテスは少し離れた所に隠れている

一体誰、、、

『今はわからなくてもいいんです。大切な人たちを助けたいのなら願ってください』

何のことかわからなかった

無視しようとした時だった、、、

セッタが今にも殺されそうだった

テス「お姉ちゃん！！助けて！！」

後ろを振り向くとそこにはテスが魔導士から攻撃されそうになっている姿があった
そして、謎の声がまた私に言った

『願うのです。心の底から！』

私は覚悟を決めて願った

“セッタを、、、テス君を、、、助けて、、、ッ！！”

『その願い聞き届けたり』

その瞬間、大きな竜巻が吹いた
その竜巻はセッタとテス君を守るかのように吹いていた

魔導士たちはみんな吹き飛ばされていった

その光景にセッタやテス君が驚いていた
もちろん、自分自身が一番驚いている

テス「お姉ちゃん！」

テス君は私の方に走り寄ってきて服の袖を掴んでいた
そんなテス君の頭を撫でてあげた

セッタもこっちへ来て「何がどうなったんだ」と聞いてきた

貴「わからない。だけど、、、声が聞こえたの」

セッタ「声？」

貴「そう、、、願えって、、、それで二人を助けてって願ったら、、、」

セッタ「竜巻が起こった、、、と」

その答えに私はこくりと頷いた

だけど、そんなゆっくりしている暇はない

さっきの事で起こった魔導士たちは今度は街に攻撃をし始めた