転送された世界は魔法の世界だった！？８【マギ】【ハリーポッター】 (ページ12)

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２２９話ページ12

ウゴ「わ～～～！！！」

貴「まさか里の中に入れてくれるなんてね、、、！！」

イス「『鱗狼(マンティコア)』の地中里なんて初めて見たぜ！！」

貴「すごいねソロモン！！」

横を見ると目をキラキラさせているソロモンがいた

ああ、始まったよ
これが始まると私もなぜか巻き込まれる

ソロ「行くぞA！！(ガシッ」

腕をつかまれてあっという間に連れていかれる私

大体は私が通訳をしてあげる

貴「ソロモン、見ていいって！」

ソロ「やった！！」

ウーゴside

シバ「、、、なに、あの人、、、、急に子供みたい、、、」

シバの目はAを巻き込んで興奮しきっているソロモンに向けられていた

ウゴ「ソロモンは異種族の暮らしや文化に興味があってそれに触れるのが何より大好きなんだ！」

アル「まだまだ子供さ！あの人は！」

ウゴ「それに必ずAを巻き込んでるよ！」

アル「あの人はAが大好きだからね～」

シバはそれを聞くと顔を青くしてソロモンに叫んでいた

シバ「そ、そいつらの言葉、あなたわかるの！？」

ソロ「言葉なんてわかんねーよ、Aが通訳してくれてる！」

ソロモンは顔を赤くして興奮していた
わけのわからない仕草をしてはAに通訳をさせていた

なんだかんだ言ってAもAで楽しそうだけど

貴方side

ソロモンは子供みたいにはしゃいでいた
その時の笑顔は眩しくていつものような雰囲気は全くなかった

貴「ソロモン！ソロモンの知り合いの親子あそこにいるよ！」

ソロ「よし、行こう！」

貴「うわっ！ちょっと！」

いきなり腕を引っ張られ連れていかれる
でもまぁ、ソロモンのこの嬉しそうな顔を見たら怒る気も失せちゃうんだけど

貴「あら、シバ何やってるの？」

シバ「お手本を見せているのよ」

どうやらシバはソロモンの知り合いという親子の子供に絵をかいてあげていた

シバ「これが魔導士というものでしょう」

ソロ「おお！うまいもんだなお嬢ちゃん！」

貴「ほんと！うまいわね！」

シバ「私、絵を描くのは協会の他の子たちよりちょっと得意だったもの！」

そういうと、シバにあげたお花は頭につけるものだったらしい
でもシバにとっては大きすぎて「重い」と言いつつ、どこか嬉しそうだった

貴「よかったね、ソロモン」

ソロ「そうだな」