147話 ページ17
二人の背中を見送った後、私も列を抜けてソロモンの居る医務室へ行った
すると、そこにはトイレへ向かったはずの二人がいた
貴「ハリー、ロン!?」
ハリ/ロン「A!」
ちょうどポンフリーと話している二人のところへ走り寄った
貴「二人とも、どうしてここに?」
ハリ「Aこそ!」
貴「私はソロモンのお見舞いに来ただけだけど」
ロン「でも、許可が必要なんじゃ」
ポン「Aには、ダンブルドア校長からの許可がもう下りています」
ロンの質問にすかさず、答えるポンフリー
貴「二人は?」
ポン「二人とも、マクゴナガル先生から許可が下りて、ミス・グレンジャーのお見舞いに来たみたいです」
ポンフリーは質問に答えてくれたけど、
渋々だった
ポンフリーに「ありがとう」だけ言って、中へ入った
その後をハリーとロンも続いて入ってきた
ポン「石になった人に話しかけてもなんにもならないでしょう」
ポンフリーの言葉にハリーとロンは
「まったくだ」と納得した顔をして、
ハーマイオニーのそばの椅子に座った
でも、私は───
貴「そうは思わないけどね」
ハリ/ロン「え?」
二人は不思議そうに頭を傾けて、
ポンフリーに至っては
「何を言っているんだ」と言いたげな顔をしていた
貴「だって、私はソロモンのそばにいて、言葉をかけたってソロモンは石になっているからは当り前のようになんにも反応はしてくれない。
だけど、どんなに動かなくてもそばにいるだけで、なんだか安心するの。
ちゃんと、ここに居るってわかるから」
ポカンとした顔をするハリーとロン
貴「まぁ、私の勝手な思いなんだけど」
ポンフリーは呆れた顔で「まったく、あなたらしいですね」と言って、
その場から離れて行った
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ハクしろ(プロフ) - 桜水さん» ありがとうございます!私はまだ中学生なので更新が遅れるときもあるかもですが、この作品をよろしくお願いします (2015年7月13日 0時) (レス) id: 7c4e652313 (このIDを非表示/違反報告)
桜水 - 読みました。続きがとても気になる。私は高校生なので、いつでも待ってまーす。 (2015年7月12日 11時) (レス) id: 8838ec53c6 (このIDを非表示/違反報告)
ハクしろ(プロフ) - 桜水さん» ありがとうございます!なるべく更新できるようにしますね!! (2015年7月4日 2時) (レス) id: 7c4e652313 (このIDを非表示/違反報告)
桜水 - そうだったんですね。更新頑張って下さい。待っています。 (2015年7月1日 16時) (レス) id: 8838ec53c6 (このIDを非表示/違反報告)
ハクしろ(プロフ) - 桜水さん» すいません!テスト期間だったので更新できませんでした! (2015年6月26日 0時) (レス) id: 7c4e652313 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハクしろ | 作成日時:2015年5月4日 19時