検索窓
今日:8 hit、昨日:6 hit、合計:343,502 hit

52(Tside) ページ12

ミツがいなくなって、俺達はパニックになった。

でも、ガヤのパニックぶりは尋常じゃない程で…

ガヤがどれだけミツの事大切に思ってるかを見せられた気がした。





「玉、ちょっと…」





呼ばれてワッタ―の所へ行くと





「玉、俺達がいない間に誰か楽屋に入った人がいないか、聞いてみてくれる?」





そうお願いされた。

宮田を連れて、スタジオに戻る。

今日はスタッフも少ないから、もしいたとしてもすぐに見つかるだろう。





「すいませ〜ん。あの、収録中に俺達の楽屋に入った人っています?」

「え?…あぁ、確か小道具取りに誰か入ったはずだよ。」





ほらね。





「小道具って事は、小道具さんかADさんだね。」





宮田も、もう走り出してる。





「あ、すいません。収録中に俺達の楽屋に入りました?」

「あ、ええ。俺達二人で入りましたけど…」





ちょうど良かった。





「ガヤの指輪、見かけませんでした?」

「指輪…ですか?」

「俺ら取ったりしてませんよ。」





1人がむっとした表情で俺達を見る。





「いやいや、ガヤがどこ置いたか分かんなくなって、必死に探してるんですよ(笑)見かけなかったかな〜って思って。」

「それって、シルバーのごつめの指輪ですか?」

「あぁ!そうです!」

「それなら、確か…テーブルの上にありましたよ。ほら、窓開けた時…」

「ああ、うん。あったな。書類の上に置いてありましたよ。」

「ありがとうございます!」





2人にお礼を言って楽屋に戻る。

楽屋の扉を開けると、半狂乱になってミツを探すガヤの姿があった。






.

53(Tside)→←51(Fside)



目次へ作品を作る
他の作品を探す

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
643人がお気に入り
設定タグ:Kis-My-Ft2 , 北山宏光
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:MISA | 作成日時:2014年8月31日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。