架 ページ6
「全くこいつも困った奴だぜ」
先ほどの女を横抱きをする男、ラエル
ラ「やっとみつけたぜ、A」
そう、女の名前はA
元ボンゴレ9代目直属独立暗殺部隊 ヴァリアーの幹部
髪は長く伸び片方の目が髪で見えない
木にもたれさせ懐からナイフを取りだす
するとAの長くなった髪を切り始めた
しばらくし腰ほどだった髪はセミロングになり前髪もパッツンになっていた
ラ「悪く思うなよ？
おめぇにはそれぐらいが似合うんだからよ」
そういうとAの肩を揺すり起こす
ッパと目があき視点がラエルに向けられる
貴「ラ、エル
なんで、なんでここに」
ラ「よう、久しぶりだな」
そういうとポケットから何かを取り出しAに手渡す
貴「...チョコ？」
ラ「疲れただろ、敵の陣地にいるのは
ましてや俺らの仲間を殺した敵のな」
よっこらせと言いながら横に座る
ラ「どんな気分だ
自分に仮面をつけるのは」
貴「...」
ラエルの質問にピクリともしない
ラ「自分をまるでからくりの様に敵に操らせて騙し
自己を犠牲にする
まるで世紀のヒーローだ」
貴「...」
ラ「いい気分になれるようなぁ」
貴「...」
ラ「でもその快楽も一瞬で
今は精神の操作もできてねぇってか」
貴「...」
ラ「やっぱガキのままだな」
貴「..れ」
ラ「あぁ？」
貴「黙れって言ってるだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ラエルの胸倉を持ち木に体当たりをさせる
その衝撃でラエルは口から血を吐く
貴「貴様に、貴様に何がわかるんだ！
僕だって好きであいつと組んだわけではない！」
ラ「なら...ハァハァ、戻ってこいよ...ゲホッ...
俺らのところに」
貴「戻ってこい？
ふざけるな！
僕はもう手遅れなんだ！
兄さんでさえ手にかけようとしたんだ」
Aの頬には涙が伝う
ラ「あいつならお前のことをわかってくれる
ヴァリアーだってそうだ」
貴「わからない
わからない
僕には」
Aはその場にへタレこみ顔を手で覆う
貴「君たちがどうして僕を必要にするのか」
ラ「どうしてそう思う」
貴「僕はこの戦いの前から君たちの敵になってたんだ」
ラ「どういうことだ」
貴「これだよ、リング」
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苺璃‐maili‐(プロフ) - とある少年少女さん» コメむちゃくちゃ喜ぶんでちょー有難いです(笑) (2013年4月21日 9時) (
レス) id: 87163d8245 (このIDを非表示/違反報告)
苺璃‐maili‐(プロフ) - とある少年少女さん» ありがとうございます＼(^o^)／ (2013年4月20日 15時) (レス) id: 87163d8245 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺璃 | 作成日時：2013年4月13日 17時
