畝 ページ14
ハ「だからなにをだって！」
フ「彼女、本物なんですか？」
その言葉で固まった
信じたくなかった
Aが偽物だってことを
確かに違和感は感じていた
ハ「けど、確証が」
フ「ミーには見えますよ
彼女の目の奥に誰かが泣いてこちらに向かって何かを訴えていました」
ハ「やっとの思いであいつを取り返したのに」
前髪をくしゃりとさせ歯ぎしりの音がなる
フ「ハレスがその調子ならミーが力づくで吐かせましょうかー？」
そういいヘルリングに炎が灯る
どうなるかは目に見えている
偽物のAだけじゃなくAさえ壊れる
ハ「っく」
Aが足を向けた方に走っていった
なにができるかわからない
わからないけどなにもできないよりマシだ
背が見えた
ハ「A！」
こちらを振り向く
目の前の映像が遅く流れる
汗が垂れる
貴「汗かいてるぞ」
笑いながら汗を拭いてくれた
その腕を掴む
ハ「なあ」
そっとAの顔を見る
ハ「お前、だれだ」
時間が止まる
1分も経っていない
静かに答える
貴「いつから」
「いつから気づいていた」
すっと銃を出す
貴「このままトレーニングルームに迎え」
言われるがまま進む
貴「霧の守護者、ザンザスには気をつけていたが
お前はこいつにとってよっぽど大切なようだな
くっくっく
はっはははははは」
短剣をそっと腕にあてる
貴「綺麗な血だよ、本当」
そういいハレスを見ながらそっと舐める
なんとも挑発的だ
ハレスの拳の力が強くなる
貴「よっぽどこいつを好いているようだな」
地をひと蹴りする
着地の勢いでハレスを壁に押し付け首に銃をあてた
貴「お前はこいつを
殺せんのか？」
銃声がなり響く
それと同時に戦闘は始まった
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苺璃‐maili‐(プロフ) - とある少年少女さん» コメむちゃくちゃ喜ぶんでちょー有難いです(笑) (2013年4月21日 9時) (
レス) id: 87163d8245 (このIDを非表示/違反報告)
苺璃‐maili‐(プロフ) - とある少年少女さん» ありがとうございます＼(^o^)／ (2013年4月20日 15時) (レス) id: 87163d8245 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺璃 | 作成日時：2013年4月13日 17時
