検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:26,357 hit

第71話 ページ23

んー、スマホ触るにも片手がこれじゃ上手く使えない…

何もツイートしないとちょっと怖いよなぁ、自分ツイ廃だし

だからといってそらるさんに助けてもらうわけにもいかぬ

ツイートするときアイコン見えるやん、あれでバレる

どうしたものか…

今この状況じゃ頼れるやつはいないし…

よし、そらるさんが部屋から出てったときに急いで音声入力に切り替えよう、それならいける!

と、私の中で色々考えてるうちにそらる宅へ着きました

そ「ただいまー」

『た、ただいま?』

そ「おかえり、A」

『お、おかえりなさい、そらるさん』

おうおうおう

なんだこの付き合いたてカップルみてえな会話

やめてくれよこんなおっさ((……年上のお兄様とお付き合いだなんて気が引けてしまうわぁ♡

あぁ疲れた……

することないと暇だなー

そ「バンザイ」

『はーi……ん!?ちょっと待ってください!?』

そ「なに」

『こ、ここ寝室じゃないですか!!!』

そ「それが何か?」

『いやいやいや!!!なんで寝室なんですか!!!』

そ「さすがにリビングで体拭くわけにはいかないだろ、何も変なことするわけじゃあるまいし」

『……体拭くなら先に言ってからバンザイって言ってくださいよ、めちゃくちゃびっくりしたじゃないですか』

まあ別にそれなら抵抗する理由もないわけだし大人しくバンザイする

ふかふかのベッドの上に座らされてなんだか逆にバランスが取りにくい

気を緩めたらすぐ後ろに倒れるわこれ

そ「じゃあ洗面器と濡れタオル持ってくるから大人しく待ってろよ?」

『わかってますから、そもそもここからどうやって動けと』

そ「それもそうだな」

くすっと笑って静かに寝室を後にした

おい私の心臓落ち着け

たかが風呂の代わりに体拭かれる程度でなにド緊張してんのよ

ほらシャキッとせえシャキッと!

かっこよく姿勢を整えたつもりが思いっきり気をつけの姿勢になってしまったため

後ろへダイブ

ぼふっ!っとなんとも痛くなさそうな効果音に包まれこのふかふか感を手放すには惜しいと考える私がいたのでした

第72話→←第70話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (44 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
147人がお気に入り
設定タグ:歌い手
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

空夜(そらよ)(プロフ) - MONO消しゴムさん» コメントありがとうございます!タイミングなど色々調整しながらになるので出るのが遅くなるかもしれませんが大丈夫ですか? (2018年3月2日 20時) (レス) id: 5a4020227a (このIDを非表示/違反報告)
MONO消しゴム - 初コメ失礼します。できればでいいんですけどあるふぁきゅんさんを出してくれませんか? (2018年3月2日 14時) (レス) id: 0fd04ebb53 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:空夜(そらよ) | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年1月18日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。