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どうすっかなぁ、このメモ書き
このまま放っておいても真冬が帰ってきたら怪しむだろうし
取り敢えず部屋の引き出しにでも閉まっとくか
……ん?
今そこの隙間からなんか見えた気が
『気のせいか、さて、腹減ったし今日は真冬も追い出したからうにの美味い店にでも行こう』
まふ「うに!!あっ」
『顔を出したね真冬くん、今月のお小遣い2000円まで下げさせてもらうよ』
まふ「ごめんなさい!!!今週お風呂一番譲るからゆるして!!!!!!」
『それだけ?』
まふ「こ、今月のお給料3割あげる!!!!!!」
『うし、それノッた、うにの店行くぞー』
まふ「うにー!!」
ったく、俺も俺だけど
真冬も真冬だよな
まあ真冬がそんなに気にしてないならいっか
俺はこいつに離れられるのが一番嫌だから
真冬に嫌われることだけはしたくないし
真冬に疑われたくない
もちろん疑いたくもない
俺は完璧に真冬という人間に依存してる
真冬がどんな人間でも俺は真冬から離れることはできないだろう
この気持ちは言葉では表せないものだからこそ
時々胸が締め付けられる
まふ「Aーっ!!!はーやーくー!」
『…ふぅ、おう!今行くから待ってろ!』
真冬、俺は真冬が好きだぞ
恋愛的な意味じゃなくて、友情的な意味でな
お前が俺を強くしてくれた
だから俺は真冬を強くしてやる
どんな敵にも負けない強い人間にしてやる
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空夜(そらよ)(プロフ) - 詩音さん» コメントありがとうございます!次の話で書かせてもらいます!これからも応援よろしくお願いします! (2018年1月10日 16時) (レス) id: 5a4020227a (このIDを非表示/違反報告)
詩音(プロフ) - 3人はどういう感じで仲良くなったんですか?更新頑張ってください! (2018年1月10日 15時) (レス) id: c93707e8fd (このIDを非表示/違反報告)
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