【歌い手】ドッペルゲンガーは僕。あれ。じゃあ僕は誰やねぇぇぇぇん！？ (ページ3)

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2話ページ3

夢を見た訳ですよ。

ドッペルゲンガー、もう一人の僕の。

目を開けたら、真っ白だった。何もない。

真っ白。

前も後ろも分かんない中、僕は歩いた。

『！』

そこには、僕より小さい、小学校1、2年生の子が、後ろ向きで立っていた。

驚いたのはそこじゃない。

髪の毛だ。

僕の髪色は、なんつーか、とても特殊だ。

黒髪だけど、毛先だけ白。

それが、その子もそうだった。

それだけで、僕は相手が自分だと思ってしまった。

・・・なんて言えばいいんだろ。

小さい子と話すってことより、自分と話すってことが気になって、喋りだせなかった。

でも、向こうから喋らせるのもなんだし、口を開こうとした。

その時。

スッと、その子は口に指を当てた。

？「喋らないで」

『！？』

その子の顔は、小さい頃の僕と似ていた。

似ているどころじゃない。瓜二つ。

？「目を閉じて」

声も、僕だ。

そのまま僕は、目を閉じた。

ーーーーーーーーーー

あれ。

ドッペルゲンガーって、会ったら死んじゃうんですよね？

((((；ﾟДﾟ)))))))

あは、あは、あははははははは。

なんのことかなぁ。ヒュー♪ ヒュー♪

・・・すみません。

一応あの子が、ドッペルゲンガー設定ですが、夢って事で見逃してください！