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信じるということ ページ35

風花をお風呂に入れてくれる実弥
その時リビングに置いてある実弥のスマホが鳴る

見たら後悔しそうだな……
画面に出ている名前を見る
…………。
見なきゃ良かった……
暫く鳴っていた

どういうことなんだろう…
今度はメールが入ってくる

気になる!
見たらいけないけど…
何が来たのかしりたい
ああ……神様…
考えてると

ピンポーン!お風呂で呼んでます

あ、風花が出るんだな……
脱衣室まで風花を湯上げしに行く。

実弥がお風呂から出てくる。
スマホを見ると
すぐポケットにしまった。
私の前で返信しないんだな…

良くない方向に考えないようにしよう。
実弥に聞きたい気持ちをグッとしまいこむ。
私病んでるなぁ……

ーーーー
出張当日

『じゃあ、気をつけて行ってきてね?』
「ああ、行ってくる」
ぎゅっと抱きついて
『実弥、キスして……』
「A…」
実弥の手が私の顎に触れ、顔を上げる
「すぐ帰るからな……」
見つめると、優しいキスをしてくれた
『夜電話するから』
「ああ、待ってる」
「風花を頼むな」と言うと

実弥は出掛けて行った。

ーーーー
実弥視点

最近Aの様子がおかしい。
できれば出張行きたくなかったが…仕方ない。

ホームで新幹線を待っていると
肩を叩かれる
振り向くと
北「実弥先生?やっと見つけたぁ」

「は?北原先生?どうして…」

北「私も出張になりました。宜しくお願いします」

マジか……
勘弁してくれよ……
Aが知ったら……
困った……

新幹線に乗ると
北「先生と旅行みたい。嬉しい」

「は?仕事だろ?」

北「仕事でも2人きりって……奥さん知らないですよねぇ?」

「お前…何考えてるんだ…」

北「先生何焦ってるんですかぁ?」

急に耳元でオレに言う
北「この間の続き……します?ふふふ」

「は?するわけねぇだろ」

北「冗談ですよー」

「でも…奪っちゃいたい…なんてね」



こいつ……
昨日電話してきたのは
これがあったからなのか……


なんとしても、
オレに近づかせないようにしないと……

信じるということ→←信じるということ



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設定タグ:不死川実弥 , 鬼滅の刃   
作品ジャンル:恋愛
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まゆまゆの実 - 実弥が一番好きなので続き楽しみにしてます!玄弥も好きです、玄弥のも作って欲しいです (2021年1月21日 1時) (レス) id: 442319c796 (このIDを非表示/違反報告)
croixdusud04231(プロフ) - 更新楽しみにしてます(^-^)これからも頑張ってください(#^.^#) (2021年1月19日 18時) (レス) id: 54851fbd9e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えのき | 作者ホームページ:ありません  
作成日時:2021年1月19日 14時

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