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信じるということ ページ36

実弥視点

学校最寄り駅まで着く。

「じゃあ…オレは行くとこあるから」
別れようとすると
北「やだ、先生、私土地勘全くないから置いていかないでください」
泣きそうな顔で訴えてくる。
「チッ…ホテルは…取ってるのか?」
北「加藤先生の代わりにきたので、取ってないです。」
「は?まじか……」

どうする……
連れていくしか仕方ないか……
部屋は取れるだろうから問題ないにしても、
絶対Aにはバレないようにしないと
誤解されたらたまったもんじゃねぇ……

「ったくよォ…行くぞ」

北「はぁ〜い」

はぁ……早く一人になりたい。

ホテルに着くと部屋の空きを聞き、もう一部屋おさえることができたのでホッとする

今度こそ!
「じゃあ、ここで……」
北「先生、ご飯一緒にしてください」
「はぁ?そんなん一人で……」
北「どこにお店あるかわからないんですぅ…」
「あああ……!!くそっ…」

結局一緒に食べることになった。
北「実弥先生って……本当に優しいし、かっこいいですよね?」
「……しらねぇよ」
北「奥さん……可愛い人ですよねぇ?」
「ああ…」
北「否定しないんだー、妬けちゃう」
「は?どうしてあんたが妬くんだよ」

急に黙る北原

北「今日の出張……加藤先生に頼み込んで変わってもらったんです」

マジか……
「……どうしてだ」
北「言わないとわからないですか?」

「私……実弥先生が好き」

「は……?」

北「この間奥さんが学校へ来た時、本当に妬ましかった……。実弥先生を独り占めしてるんだって思ったら……。嫉妬しちゃう……先生との仲をメチャクチャにしちゃいたい」
「前に先生といいところまで行ったこと…奥さんに知られたら…?奥さん……どうするかな?」

「あんた……何をする気だぁ……」
こいつ……ヤバイ……

北「クスクス…そんなに怖がらないでください?冗談ですよ」

その時電話が鳴る

北「奥さんかしら?どうぞ?」

「悪ぃな……」
電話をとる

ん?テーブルの呼び出しボタンを押している

『実弥?無事着いた?』
「……もしもし…あぁ、無事ついて今メシ食ったとこだ」
『風花がね…』

店員がきた瞬間
北「実弥先生、お酒頼みます??」
わざと大きい声で聞いてきた…

「おまっ!!何言って……」

『ねえ……どうして女の人の声するの?』
Aに聞かれた…?

「いや……違う……A」

北「もうホテル戻ります?」

『ホ……テル?どういうこと?』

プッ……プープープー

電話を切られてしまった

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設定タグ:不死川実弥 , 鬼滅の刃   
作品ジャンル:恋愛
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まゆまゆの実 - 実弥が一番好きなので続き楽しみにしてます!玄弥も好きです、玄弥のも作って欲しいです (2021年1月21日 1時) (レス) id: 442319c796 (このIDを非表示/違反報告)
croixdusud04231(プロフ) - 更新楽しみにしてます(^-^)これからも頑張ってください(#^.^#) (2021年1月19日 18時) (レス) id: 54851fbd9e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えのき | 作者ホームページ:ありません  
作成日時:2021年1月19日 14時

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