夜の蝶と風 ページ7
＊＊＊
※作者、夜の世界に詳しくないので、想像で書きますので、違っていたら申し訳ありません。
「こんな感じで良いですか？」
「あら、似合うじゃない。Aちゃん。これは……お客様が黙ってないわね？売り上げがあがりそうだわ。そうそう、今日はあなたに付いている常連さんに来店お願いしたのよ。だから、そんなに緊張しなくても大丈夫よ？」
「はい。お気遣いありがとうございます。」
昼の衣装とは少し違う、殿方の好きそうな色合いの着物とエプロン。緊張感が増してくると
表情が固くなっていたのか、先輩が話しかけてくれた。
「大丈夫よ？私達の真似すれば良いのだから」
「はい…ありがとうございます」
暫くするとお客様が来店する。
先輩美人女給が案内し始め、私はとりあえず見学していた。
「いらっしゃいませ。お席にご案内いたします。」
少しずつ席が埋まるころ…店がざわつく。
先輩が「ねぇ……すごく素敵な殿方が2人来店されたわよ？」
「そうなんですか？」
「ええ。うちの一番人気の、かのこさんが接客するかしら。」
へえ…素敵な殿方か。見てみたい……
あれ？何やら揉めている様子。
声のする方へ行くと…
その姿を見てピタリと動けなくなる。
嘘でしょ……？
ちょっとまって……蜜璃さんと、宇髄様が来店するんじゃなかったの？
どくん、どくんと、心臓が跳ねる。
「おィ宇髄、俺はこういう場所は苦手だって言っただろうがァ！！」
「まぁまぁ、そう怒んなよ？これも情報集めの為だ！我慢しろ？それに良いこともあるかもだぜ？」
「ンな事ある訳ねェだろォが…」
そんな言い合いをしている2人に近づいて行ったのは
うちの店の一番人気の美人女給。
彼女は、微笑みながら挨拶した。
「ようこそいらっしゃいませ。わたくし、かのこと申します。お席にごあn…「悪いが、俺達はあの子がいいんだけど」…………ぇ？」
宇髄様は、私を指差しこっち行こうぜ？と言いながら、私の方へズイ……っと近づいた。
「あ！お客様！その子は見習いなんです！わたくしが……」
慌てるかのこさんに宇髄さんは
「ほぉーん、見習いか。いいんじゃねえ？こいつも
こういうとこ初めてみたいだしよ？」
私の方へ強引に引っ張りながら言った。
「なぁ不死川。お前知ってんだろ？彼女の事」
「は？こういう店に知ってる女なんざ…………」
そう言いながら私を見て立ち竦んでいたのは
実弥だった
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芳美(プロフ) - 前にメッセージありがとうございました♡読み始めたばかりで返事の仕方も分からず…(>_<)実弥のラスカルの画像も何故か消えてしまいました^^;これからも楽しみにしてますね♪ (2022年11月23日 18時) (
レス) @page38 id: 7b568aa020 (このIDを非表示/違反報告)
えのき(プロフ) - 実弥LOVEさん» この作品を面白いと仰ってくださり本当にありがとうございます。とても嬉しいです。パスワードですが、すみません、誰でも閲覧できるこちらではお教え出来ないので、メッセージに問い合わせいただけたらと思います(^-^) (2022年5月18日 20時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
実弥LOVE - 暁に風想ふ。凄く面白いです。この続編のパスワード教えて下さい。 (2022年5月18日 16時) (レス) @page50 id: 46d98ab23b (このIDを非表示/違反報告)
しおちゃん - あのぅ....えのき様！私も占ツク作家デビューしたんですよ！鬼滅の内容で、「師範はご都合血鬼術と格闘中」っていうんですけどぉ....←さらっと宣伝すみません......ぜひ遊びに来ていただけると嬉しいです！ (2022年3月29日 22時) (レス) @page45 id: 00486be8b9 (このIDを非表示/違反報告)
しおちゃん - ひゃぁ....やっぱりえのき様の作品はどれも目から水の呼吸が止まりません....。過去作をもう一度読んでいるんですが、やはり同じところで...あぁ.....新しい発見や伏線回収でさらにキますね....。ありがとうございますぅ.....あぁ (2022年3月29日 22時) (レス) @page45 id: 00486be8b9 (このIDを非表示/違反報告)
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