出来ちゃった！？ 5 【不死川実弥】

翌朝の出来事 ページ6

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「ん……」



まぶし……朝かぁ……。
カーテンの隙間から射し込む朝日が眩しい……

目を擦りながら目覚まし時計を見ると6時か……
そろそろ起きなきゃ…


隣を見ると……大好きな旦那さんが気持ちよさそうに……







んんん？








私と実弥の間に何故か拓弥がすっぽり収まってる……




うわあああ！！！




嫌な汗が流れるぅぅ……









ちょっと待って！！









服───！！！！


私ちゃんと着てる？！




シーツの中をそっと覗く…………









ああああ！！着てない───────！！


その下を見ると、かろうじて下は着けていた。

冷や汗を拭いながら

急いで脱ぎ散らかしたソレを回収、

マッハで装着。我ながら流れるような動き。









拓弥……君はいつからここにいたのだね？








まさか……昨日のあれやこれや……







見てないよね？







はあああ……っと、１人ため息をつく。


ちらりと愛しの旦那様を見ると
寝ぼけながら拓弥を抱っこしてるし……



「結絆……」



少し離れた布団の結絆を見ると…
スヤスヤと、まだ寝ている我が家のお姫様。

横まで行き添い寝、おでこにチュッ……とする。





「かわいいなぁ……昨日は添い寝出来なくてごめんね？ママもたまには、パパと寝たかったんだよ？」







小さな声で囁いていると……








「ママぁ……おなかすいた」



いつの間にか拓弥が起きてきた。

その後ろに実弥もいたりして







「はよォ…。腹へったァ……」


そう言いながら、私にもたれ掛かかり抱きしめてくる。


「待って？今作るからぁ」


実弥に顔を向けると"チュッ"と軽いリップ音が
唇でする



「……ちょ！拓弥見てる！！」



「……」



拓弥の顔を見ると、にこにこしていた。



「パパ、ママなかよしねぇー」



嬉しそうに言う拓弥。



「うん、仲良しだよ！」っと笑顔で返すと









「パパぁ……？」

不思議そうな顔をしながら実弥を見つめた




「ン？なんだァ？」









「パパおなかすいたから、ママのおしりたべてたの？」









・









「ア"ァ"？！」


青ざめ焦りまくる実弥








「それはなァ……た、食べないぞ！拓弥、それは夢だァァァ！！」





「だってみたもん」





「いいや！ぜってぇ夢だァ！！」









あんな焦る実弥の姿、初めてみたかも！


いや、私も焦ったがな！









今度は……何事も慎重にな！

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