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一触即発 ページ4



実弥side


Aから電話が入った。

心配のあまりつい声を荒げてしまった。





「A!お前何処にいるんだ!」





しかし、電話の相手はAではなかった。

「あんた……Aの旦那だろ?」

なんだ?この男……。
まさか……あのデカイ男か?

「つーか……お前こそ、誰だよ。どうしてAのスマホから電話してるんだァ?」


?「教えてほしいか?クク……」


はぁぁ?俺に喧嘩売ってるんか?
上等だァ


「おめぇと話すことなんざねぇ。Aにかわれよ」


?「あれぇ?そんな態度でいいのかな?Aを預かってんのは、俺なんスけど?」

『ちょっと?喧嘩ごしにならなくていいから、かわりなさいよ!スマホかして!!』


ん?後ろ?から女が喋ってる?


『電話かわりました。突然連絡させてもらってすみません。私、△△病院の看護師です、怪しい者ではありません。
奥さんが街で倒れまして、私達が病院へ運びました。お迎えに来ていただけますか?』


A……胸の奥がチクリとする
とりあえず、見つかって良かったァ……


「ありがとうございます!直ぐに伺います」


別の場所を捜してくれていた煉獄に見つかったと連絡を入れ、病院へ向かう。




─────




「すみません!不死川ですが……妻が運ばれたと聞きまして……」

病院のインターフォンで伝えると、看護師さんが入口を開けてくれ、処置室へ案内される。


廊下で会ったのは……

実「お前が……どうしてAと……」

Aの元彼……どうしてこいつが……?
俺を見ると、ニヤリと笑いながら煽ってきやがる。

悠「おいおい……助けてやったのに、お前はねぇだろ?」


女「ちょっと!やめなさいよ?ご主人に失礼よ」


一緒にいる女は、まともじゃねぇか。
とりあえず頭下げとくか。


実「妻がお世話になりました。」

女にお礼を言うと、隣にいる元彼が何故かイライラし始め、俺に問い詰めてきた。


悠「なぁ?どうしてAは、あんな格好でいたんだ?あん時……俺らが通りかからなかったら……マジでヤバかったぜ?」


実「それに関しては感謝する。だが、あんたに色々話す気はねぇ」
こいつに、話した所でなんも解決しねぇしな。


悠「知られたら困るような事……してるんじゃねぇだろうな?」









はぁぁ?
んなワケねぇだろうがァァ!!






実「何ぃ?間違っても、お前みたいなことはしねぇよ!!!」






悠「……んだと?ゴラァ!!」

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えのき(プロフ) - れもんさん» コメントありがとうございます!褒めてくださりありがとうございます!お気に入り登録もありがとうございます!楽しんでもらえたようで良かったです(*^^*) (2021年9月26日 7時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
れもん - こんばんは!読みだしたら止まらなくなって、すいすいと全部読めました!とっても面白いです!続編も楽しみにしてます!お気に入りを666から667にしてしまった罪悪感…。…でも、お気に入りにしない選択肢はなかった!ウンウン(/・ω・)/ (2021年9月25日 20時) (レス) id: 5102ae8dc8 (このIDを非表示/違反報告)
えのき(プロフ) - ユイぱさん» 続編へ移行します。準備が整いましたら公開しますね! (2021年9月23日 17時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
えのき(プロフ) - 柚葉さん» 小林さん……こわいよね? (2021年9月23日 16時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
ユイぱ - 続編できるんですか?楽しみです! (2021年9月23日 16時) (レス) id: 21c5274ef7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えのき | 作者ホームページ:ありません  
作成日時:2021年8月16日 6時

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