一件落着 ページ8
＊
夢「……にしても…間に合って本当に良かった…
あのままどうなるかと思ったよ…」
病室に戻り実弥に言うと
実「俺、途中まで迎えにいったんだぜ？」
夢「え？そうなの？」
煉獄さんの新幹線に合わせて、夜勤明けに走ってくれたんだ。
夢「実弥何も言わないから…。疲れてるのに、ありがとう。寝てないよね……？」
実「あぁ。どーってことねぇよ……。お前が詩乃さんをほっとけなかったように、俺も煉獄をほっとけなかったんだよなぁ？」
ハハハと笑いながら私の頭をポンポンとする。
恭「それにしても……俺は焦ったぞ？駐車場で、お前と、煉獄くんが凄い勢いで走って行く姿を見かけたからな？何かあったのかと母さんと話しながら……病室へいけば、争う声が聞こえたから、勝手に悪いと思ったが、少し内容を聞かせてもらったんだよ。
どのタイミングで出て行こうか……
あの親父さんをどう黙らせるか……なぁ？母さん？」
志「うふふ。お父さんの作戦勝ちだったわね？」
恭「ま、そーゆーことだ。ハハハ……」
実「親父……助かったぜ…」
夢「お義父さん……ありがとう」
─────
煉獄side
病室へ入ると、俺は直ぐ様父上へ宣言する。
杏「父上。俺は詩乃と別れる気は無いです。」
「それから鈴、君には以前にも伝えた通り、俺は君を妻にするつもりはない。俺は詩乃を愛している！」
鈴「杏寿郎さん…でも…私だって……あなたに嫁ぐ事を夢見てきたんです。足掻いてみたかったんです。詩乃さん……本当にごめんなさい」
詩「いえ……いいんです。私だってあなたがいる事を知らずに…杏寿郎さんと……」
杏「父上…。改めてお願いします。詩乃との事を認めていただきたい！」
槇「……俺の負けだな？母さんが亡くなり、どうかしていたのは…俺の方かもな。不死川さんと言ったか？いい家族だ。これからも家族ぐるみでお付き合い出来るよう……宜しく伝えてくれ？」
杏「ありがとうございます！！」
槇「……だが…跡継ぎは諦めておらん！！お前らには頑張ってもらわねば！ハハハ……」
詩「あ……ぜ…善処します…」
真っ赤になり俯く詩乃を見つめ……
杏「うむ！詩乃？共に頑張ろう！！」
俺がそう言うと、耳まで真っ赤にする詩乃。
可愛い妻だ！！
詩「や…やだ！杏寿郎さん……恥ずかしいです！」
幸せな笑い声が響く昼下がり……
２家族の絆は深まるばかり。
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えのき(プロフ) - 澪凪さん» みいちゃん大丈夫だよ……亀更新か……兎になるかは気分次第だけど、まだまだ続くと思われます！ (2021年8月14日 21時) (
レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
えのき(プロフ) - 環さん» もうそろそろ続編移行します……。ええ、続き、ダラダラ書きます。 (2021年8月14日 19時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
澪凪(プロフ) - えのきさん» えっ、ちょっえ！？いやだ、打ち切りはいやだあ！10章でも20章でもついていくから打ち切りはいやあああっ！ (2021年8月9日 23時) (レス) id: 279a2ef6a9 (このIDを非表示/違反報告)
環(プロフ) - えのきさん» う、打ち切りはいやだよおおお！！私このお話大好きなのっ！！！10章でも何章でもついてくから打ち切りはいやあああっ！！ (2021年8月9日 23時) (レス) id: 940f9d3174 (このIDを非表示/違反報告)
えのき(プロフ) - 環さん» や、やっとです……はい、終わる気しません(笑)あははは。もう、いっそ打ち切りにするか……(笑) (2021年8月6日 16時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
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