大混戦 ページ25
*
何この女。挑戦的な目をして……
イライラしてきた。
そんな私を見て、ヤバイと思ったようで
実「は?怖くねぇだろ、こいつは……」
実弥が言おうとすると、お姉さんは、被せるように主張してきた。
女1「ねぇお兄さん達、前のお姉さんこわいからぁ、私達と、あっちの席に行かない?」
は?
えー…皆様お分かりでしょうか……
ただいまわたくしの額には
マンガでお馴染みの怒りマークが
出現いたしました。
ピクピクとしながらも満面の笑顔で
「こわいだなんて……そんなわけないでしょう?
綺麗なお姉さん方と、どうぞお好きになさってください。不死川さん?私はお邪魔なようなので、席外しますね!!」
口角だけがあがり、目は笑ってない私を見つめフリーズしている実弥。
女1「あら、譲ってくれるの?ありがとう!あっちに、他の男いるわよー?行ってきたらぁ?」
実弥は、ああ終わったぁ……と手で顔を覆った。
何……?こいつ。酔ってんのかなんだか知らないけどさ、普通言わないでしょ?こんなこと。
初めて会ったやつだけど…すでに
あんたが嫌いだわ!
持ってる飲み物をぶっかけてやりたい衝動を
必死に抑え背を向ける。
女2「え、そんなに気を遣わなくても…一緒話しましょう」
もう一人は、私の笑顔の奥の感情に気づいたのか?あわてているが、無視した。
実「A待てって。落ち着けェ」
夢「私、詩乃さんの所に行きますね!どうぞごゆっくり!!」
ため息まじりに伊黒さんが実弥に言っているのがきこえた。
「すぐに本当の事を言わないからだ。馬鹿め、自分でどうにかしろ」と。
伊黒さんの言うとおりだわ!
イライラしながら1度部屋の外に出る。
実弥のばーかばーか!!
もうしばらく口聞いてやんないもんね!!
苛つくけど、今回はそれが目的じゃない。
蜜璃ちゃんをどうにかしなきゃ。
こっちに連れてきて…
色々1人で考えてると
男「こんなとこに1人でいて、寂しくない?
良かったら向こうで話ししようよ?」
優しい雰囲気の男の人が話しかけてきた。
夢「あ…大丈夫です。」
返答に困っていると
男「あはは、警戒しなくても大丈夫だよ。
人数合わせで来てるだけだし…それに、
俺結婚してるから。みたところ、君もだよね?」
私の左薬指を見てきた。
夢「あ……そうなんですよ。今日は……あるお友達と、男性とくっつけるつもりが、参加者増えちゃって、なんだかおかしな事になってしまったんですよ」
はぁ……どうしよう……
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えのき(プロフ) - 澪凪さん» みいちゃん大丈夫だよ……亀更新か……兎になるかは気分次第だけど、まだまだ続くと思われます! (2021年8月14日 21時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
えのき(プロフ) - 環さん» もうそろそろ続編移行します……。ええ、続き、ダラダラ書きます。 (2021年8月14日 19時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
澪凪(プロフ) - えのきさん» えっ、ちょっえ!?いやだ、打ち切りはいやだあ!10章でも20章でもついていくから打ち切りはいやあああっ! (2021年8月9日 23時) (レス) id: 279a2ef6a9 (このIDを非表示/違反報告)
環(プロフ) - えのきさん» う、打ち切りはいやだよおおお!!私このお話大好きなのっ!!!10章でも何章でもついてくから打ち切りはいやあああっ!! (2021年8月9日 23時) (レス) id: 940f9d3174 (このIDを非表示/違反報告)
えのき(プロフ) - 環さん» や、やっとです……はい、終わる気しません(笑)あははは。もう、いっそ打ち切りにするか……(笑) (2021年8月6日 16時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
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