可愛い店員さん ページ18
*
ピンクと緑の髪の可愛らしいお姉さんは、愛梨ちゃんと、結絆を見つめながら
「私の声で起こしてしまってごめんなさい!
可愛くてつい……」
申し訳なさそうにしている。
詩「いえ、大丈夫ですよ。気になさらないでください。うちなんて、パパの声が大きすぎていつも大変なのよ?」
確かに!!煉獄さんの声はヤバイな!
杏「詩乃!それは酷いな!!」
詩「ほら…杏寿郎さん!愛ちゃんがビックリするからぁ……」
杏「すまない…」
詩乃さんにやんわり叱られ眉毛を下げシュンとする煉獄さん。
あはは。
店員さんもクスクス笑っている。
夢「あ、メニュー見せていただけますか?お姉さんのオススメは?」
「はい!こちらは、本日のオススメスイーツです!」
メニューを見せながら説明をしてくれた。
メニューを見ると、真っ先に拓と、桃香ちゃんが食いつく。
「これぇ……これぇ……」
テーブルの上にあるメニューをバンバン叩き始める拓。
桃香ちゃんと拓で、メニューの取り合いが
繰り広げられ、桃香ちゃんが拓のおでこを
ペシッと叩く。さすが女子、強し。
拓「う…………うわぁぁん」
実「あーあー、分かった分かったぁ!今頼んでやるからぁ、待てぇ。お姉さん?このアイス2つ、先にお願いします。あとは?煉獄は?A達は、どうするんだ?」
煉「俺はスイートポテトにしよう」
夢「んー、じゃ私、本日のシフォンにする。」
詩「あ、私も!」
実「俺は…抹茶と小豆の…あああ!お前ら、静かにしろぉ……」
ぎゃぁぁん!!
夢「あーびっくりしちゃったね?」
拓たちの騒ぎ声に驚く愛梨ちゃんと結絆が泣き始め、2家族だけで一気にお店は満席じゃないかと思うくらい煩くなってしまう。
店員さんがすぐアイスを持って来てくれた。
待ち構えていた、お兄ちゃんお姉ちゃんは、
バタバタとアイスの前に座り、パパ達に早く食べさせろとねだる。
お、落ち着かない…
子供が4人いると、こんなんになるのか…
「ちょっと待っててください!」
しばらくすると、お姉さんが個室に戻ってくると
「はいどうぞ?」
拓と、桃香ちゃんに可愛いバルーンアートを
差し出した。
騒いでいた二人の動きがピタリと止まる。
「あ!わんわん!」
桃香ちゃんが手を出し受け取る。
拓も恐る恐る受け取りにらめっこ。
詩・夢「騒がしくてごめんなさい…」
帰りに謝ると…
「いえ!可愛いくてキュンキュンしちゃいました!また、お待ちしてます!」
笑顔のお姉さん、ありがとう。
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えのき(プロフ) - 澪凪さん» みいちゃん大丈夫だよ……亀更新か……兎になるかは気分次第だけど、まだまだ続くと思われます! (2021年8月14日 21時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
えのき(プロフ) - 環さん» もうそろそろ続編移行します……。ええ、続き、ダラダラ書きます。 (2021年8月14日 19時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
澪凪(プロフ) - えのきさん» えっ、ちょっえ!?いやだ、打ち切りはいやだあ!10章でも20章でもついていくから打ち切りはいやあああっ! (2021年8月9日 23時) (レス) id: 279a2ef6a9 (このIDを非表示/違反報告)
環(プロフ) - えのきさん» う、打ち切りはいやだよおおお!!私このお話大好きなのっ!!!10章でも何章でもついてくから打ち切りはいやあああっ!! (2021年8月9日 23時) (レス) id: 940f9d3174 (このIDを非表示/違反報告)
えのき(プロフ) - 環さん» や、やっとです……はい、終わる気しません(笑)あははは。もう、いっそ打ち切りにするか……(笑) (2021年8月6日 16時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
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