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9話 ページ10

Aside





驚いた、本当に色白さんだ。

現在誘われてカフェだ、確かに自己紹介とかもしてないし、カフェに行ったのは正解だろう。

それで…。


「「……。」」


いや喋ってよ一ノ瀬さん、分かってるよ気まずいのは、でも誘ったよね、誘ったよね、私心配になるよ、あ、もしかして私の何かに幻滅したのかな、え、ごめんなさい。

とりあえず、気まずいのは取り消したい、何とか会話をしよう。


「あの、一ノ瀬さん。」

「は、はい。」

「自己紹介、しませんか?」

「そ、そうですね。」


何故キョドるんだ一ノ瀬さん!しょうがない、私からいこう。


「改めて、AAです。仕事は接客業をしています。ぜひぜひ仲良くさせてください。」


あぁ見事な接客スマイル、いやさっきから何バカ言ってるんだろう私、きっと気まずさに気がおかしくなったんだ。


「…俺は一ノ瀬彼方って言います。仕事は…音楽関係です。こちらこそよろしくお願いします。」


良かった、このままペースを戻せそうだ。


「音楽関係ですか!とても素敵ですね。私は普段音楽に関わりはあまりないのですが、音楽関係の方はとても尊敬しています。」


これは本心、だって自分の好きな事に夢中なのは羨ましいから。


「いえ…そんなに本格的なものでは無いんです。俺にとっては接客業の方の方が尊敬しちゃいますよ。お恥ずかしながら、あんまり人と接するのが得意ではなくて。」


その割にはグイグイだったよな、なんて思うけど。

まぁ人それぞれか、それにこの調子だぞ私。


「そうですか?私、一ノ瀬さんと話していて楽しいですよ?やっぱりキス魔の方と話せる事、なかなかないですから、周囲の目を良く見てしまって…。」

「あ、本当に分かります、交際相手となかなか続かなかったり…。」

「そうなんです、色々大変ですよね…。」


あ、やばい、キス魔の人とのお話は共感が多くて楽しいかも。


もっと話したい。


「それでですね……。」

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彩華 - 何この神作品!私が書いてる小説とは全然違う...!良かったら私の小説読んd))))) 殺人犯との鬼ごっこっていう名前だy)))))←宣伝するな (2019年8月22日 18時) (レス) id: e742c3b57e (このIDを非表示/違反報告)
- りっちゃんさん» こんな気まぐれに書いた作品を読んで頂きありがとうございますw (2019年8月19日 22時) (レス) id: abf4ad4153 (このIDを非表示/違反報告)
りっちゃん(プロフ) - ああああ!!なんで高評価って一回しか押せないんだあああ!!!(うるさくてごめんなさい) (2019年8月19日 16時) (レス) id: 75e3c0ea04 (このIDを非表示/違反報告)
- 狂鬼さん» 先を書いてきます…w (2019年8月19日 16時) (レス) id: abf4ad4153 (このIDを非表示/違反報告)
狂鬼(プロフ) - 飴さん» お?またまたいい展開だ。あまちゅ56されねぇかなそらるんに…← (2019年8月19日 16時) (レス) id: b1fcaf3ab6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年8月5日 16時

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