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あのあとごり押しされ、志麻と呼ぶことに。
ちょうど頼んだものもきて、食べ始めた。
「いやあ…にしても月魅顔整いすぎでしょ。モテるんとちゃう?」
「ん〜……まあ…否定はしないでおく」
「ええなあ、羨ましいわ」
「うらやま〜」
「そーゆー志麻とか灯心くんだって、リスナーにモテモテじゃん」
くるくるとフォークでスパゲッティーを絡ませながら言う。
「まあ、リスは可愛ええ子多いから」
満更でもない様子で言う志麻。
「リス溺愛してるよね、まーしぃ」
そう言いながらグラタンを口に運ぶ灯心くん。
「リスナーは偉いよね、ちゃんと推しの好みにあわせてるから。」
「せやなあ…最近めっちゃストライクな子とかおるし」
「ちょ!まーしぃ、手ぇ出さないでよ?」
「出さへんわ!」
そんなこんなでとても楽しくお昼をとったら、いつの間にか14時を過ぎていた。
「ん〜そろそろ買い物行こか〜」
志麻が最後のひと口を食べ、会計を済ませてから、店から出て、ぶらぶらと歩いた。
「ところでさ、なに買うの?」
「え、灯心くん知ってて来たんじゃないの?」
「ごめん、知らない」
ケラケラ笑う灯心くん。
「あ、俺服かいたいんだよね」
「じゃあ、服屋行こ」
「せっかくだからお揃い買う?」
「ええやん!買お買お!」
志麻がとてもハイテンションのまま、服屋へ向かった。
色々なものを見た結果、お揃いのものは、黒にそれぞれのイメージカラーの髑髏がプリントされてあるパーカーにした。
そのあとゲームセンターに戻り、みんなで対戦もしたりした。
俺は全勝だったよ(どやっ)
クレープを買ってみんなでお互いの食べたり、Twitter用の写真と、普通に保存用の写真を撮って、そのまま夜ご飯も食べた。
時刻を見ればもうそろそろ19時になる頃で、解散となった。
「今日はありがとう、楽しかった」
「こちらこそ。次は絶対月魅に勝つ。灯心くんも頑張ろうな!」
「うん、笑 じゃあ、また今度遊べるとき遊ぼうね!」
「うん、バイバイ」
「またね」
「ばいばーい」
志麻とラインも交換して、いつでも連絡がとれるようにした。
にしても、久々にゲームしたから、やっぱり腕が鈍ってたなあ…帰ってまふくん暇だったらSkype繋いでゲームでもしようかな。
そう思ってスマホの電源をつけると、通知が30件近くきていた。
誰だろうとひらくと、【まふくん】の文字
何かあったのかな…?
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ぱふねこ(プロフ) - 終わってしまったんですか?とても面白い作品だったので、続きが読みたいです。 (2019年3月2日 21時) (レス) id: d86ba7e8d7 (このIDを非表示/違反報告)
尾弔(プロフ) - あえなめこさん» ぜひ来てください! (2018年11月24日 12時) (レス) id: 6504b61ee3 (このIDを非表示/違反報告)
あえなめこ(プロフ) - 尾弔さん» わぁぁありがとうございます!!また話題があればお話しに来てもいいですか…? (2018年11月24日 12時) (レス) id: 19f25aab35 (このIDを非表示/違反報告)
尾弔(プロフ) - あえなめこさん» お仲間同盟ですね!(?)構いませんよ◎ (2018年11月23日 22時) (レス) id: 6504b61ee3 (このIDを非表示/違反報告)
尾弔(プロフ) - あまおうしゃん。さん» ありがとうございます。良い作品を作れるように頑張って更新します。 (2018年11月23日 22時) (レス) id: 6504b61ee3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:尾弔 | 作成日時:2018年4月12日 21時