【歌い手】LIVEで会っただけ【男主】 (ページ21)

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そらるこに聞きたいことがあったら、コメントで質問してくれてもいいんだよ(寂)
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朝、キッチンから心地よい一定のリズムと、いい匂いが充満していて、すごくいい目覚め方をした。

適当にクローゼットから取り出し、モノクロのＴシャツに、七分袖のロングカーディガン、黒いパンツを履いてリビングへ。

「あ、月魅おはよう！」

『おはよう。』

「昨日のお詫びって言っちゃなんだけど、まふまふシェフ、腕を奮って朝ごはん作らせていただきます！」

『ふふ、じゃあ、楽しみにしてる。』

椅子に座って入れておいたコーヒーを飲みながら、まふくんが料理をしている後ろ姿を見る。

今にも抱きしめたくなる衝動に駆られながら、静かに出来るのを待った。

・

「おまたせ！」

『わあ…え、予想外…』

「ふふ、Twitterのより張り切っちゃった！」

へへへ、と少し照れくさそうにしながら、前の席に腰を下ろす、まふくん。

並べられたものはとても豪華で、朝食にはもったいないレベルのものばかり。

すごいなあ…俺が見てない間にここまで成長してたのか。なんて、親みたいなことを思った。

試しに一口食べれば、久々のまともな朝食に舌が喜んでいた。と、同時に美味しいので、つい、頬が緩んだ。

「へえ～…月魅って、こんな顔もするんだね…。大発見。」

俺の緩んだ顔を見てニコニコ笑うまふくん。

うわ、可愛い(真顔)

その後、雑談しながら食べ終え、食器を運び、洗うことに。

「え、あ！僕がやるから、月魅は寛いでて！ね？ほらっ。」

グイグイと背中を押してくる、まふくん。

家主なんだし、俺よりハードスケジュールで疲れてるだろうに、早起きして、美味しいもの作ってもらったんだし、食器くらい洗わなきゃね。

俺はくるりとまふくんの方を向き────

ちゅｯ

と、触れるだけのキスをした。

「へ、、、あ、、ｯ///」

硬直してから、急に赤面したまふくん。

『ご飯、ありがとう。これくらい、俺にやらせて？まふくん、昨日あのまま寝たから、シャワー浴びてきな。今度は俺の服貸すから。ね？』

ふわりと微笑めば、まふくんはこくんと頷いて、俺を抱きしめたあと足早にリビングを後にした。

『────────あの顔はやばｯ…』

理性保った俺を、誰か褒めて()