呪術師と七武海会議 ページ22
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青雉さんの仕事を手伝い、たしぎさんと手合わせをし、ランニングについてくる海兵さんたちとタイムアタックをしたり、そこそこ充実した時間を過ごせたと思う。
相変わらず七海と灰原に関する情報は何一つ得られなかったけれど。
──────今日は、七武海会議当日らしい。朝から海兵さんたちが慌ただしく動き回っている。
『…やっとか、』
「ム、随分と疲れた顔をしているな」
『……ミホークさん』
すました顔で私の客室のソファに座り、優雅にコーヒーを飲むミホークさん。他人事のように言いやがって…と思いはしたが声には出さず、じと…と横目で睨みつける。
昨日は何故かミホークさんが私の部屋にやって来て晩酌をし始めた。その時点で何をしているんだ？と言いたかったが、追い打ちをかけるように無許可で入室してきたのはクロコダイルさん。
──────「珍しくそいつから晩酌の誘いを受けてなァ。お前が酌をしてくれるんだろ？」
なんて、ニタリと怪しい笑みを浮かべながら堂々とソファに座った。
時間も時間だったので正直私は寝るつもりでいた。が、強制的に起こされてしまえば勝手に寝るのも申し訳ない。
そんなわけで、任務以外で硝子先輩と女子会した日以来の夜更かしをしたのだ。案の定起きるのが辛かったため寝不足だ。だから彼は私に「疲れた顔」と言ったのだろう。
正直に言う、お前らのせいだぞ。
『今日は会議の日でしょう。…やっと帰れる』
「あぁ。面倒をかけたな、終わるまで待ってもらうことにはなるがいいだろうか」
『…まぁ、はい』
残りのコーヒーを飲み干し、会議へと向かって行ったミホークさん。
始まるまでまだ時間があるはずだが、随分としっかりしている人だ。なんて少し感心しながら日課のトレーニングに向かった。
＊
Noside
──────海軍本部内、給湯室周辺
七武海会議が始まる少し前、海兵たちはお互いにお茶の押し付け合いをしていた。
誰が会議室にお茶を持っていくか、である。一般海兵にとっては大将並びに元帥と顔を合わせるだけでも威圧感で気絶してしまいそうなのだ。七武海とかいうヤバい奴らの中に意気揚々と飛び込んでいける度胸を持った人間なんていない。
ならば今までどうしていたのか。唯一その役割を果たせる海兵がいたのだが、遠征任務のため不在となっており、それが今回の押し付け合いの原因となっている。
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ゆあ(プロフ) - 続き書かれますか？主様のめっちゃ好きなので楽しみにしてますね (3月2日 14時) (
レス) @page50 id: 976091bd0a (このIDを非表示/違反報告)
ちあき(プロフ) - 名無し50398号さん» 少しずつ更新を再開していくつもりです…！好きと言って頂けるだけでも嬉しいのにすっごくだなんて…とても嬉しいです！頑張ります！！ありがとうございます！ (10月24日 21時) (レス) id: 2fefdf0ec1 (このIDを非表示/違反報告)
ちあき(プロフ) - セツさん» ありがとうございます！！ぜひドキドキしながらお待ちください！頑張ります (10月24日 21時) (レス) id: 2fefdf0ec1 (このIDを非表示/違反報告)
名無し50398号(プロフ) - もう続きは書かないのでしょうか…すっごく好きな作品なので続きが楽しみです。更新、気長に待ちます！ (8月28日 1時) (レス) @page38 id: 73a8a7c4d7 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - ワンピースのキャラ達とも着実にフラグが立ちまくってるぅ‥‥‥。七海と灰原とも一体いつ会うのか、ドキドキしながら読ませてもらってます！更新気長に待ってますので、頑張ってください。 (6月30日 20時) (レス) @page38 id: a9c1286aea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちあき | 作成日時：2022年10月4日 18時
