呪術師と海軍本部 ページ2
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しばらくミホークさんと共に海を進み、しばらくすると海軍本部へと辿り着いた。
正義の門とかいうよくわからない門をこんな小さい船で通るなんて大丈夫なのか…？と思ったが、「俺がいる」という彼の言葉に少し安心し、堂々と通らせてもらった。
「“鷹の目”ジュラキュール・ミホーク様。お疲れ様です！…随分とお早い到着で」
「…あぁ、色々あってな」
「はぁ…、ではお部屋の方にご案内致しますが、あの…そちらの方は？」
『あ、私はここまでで──────』
「俺の連れだ」
「！はッ。ではお連れ様もご案内致します」
さも当たり前だとでも言うように私を連れだと言って海兵さんに着いて歩き出した。
船、ここで直してもらえるんだからもう私は用済みでは…？と、少しの間放心状態にあったが、私の船は既に海兵さんの手によって移動され始めていて、ここで下手に動いても彼らに捕まるだけだし仕方ないか。はぁ、と溜息を一つ、重い足を動かしてミホークさんに着いて行った。
＊
「こちらがお部屋になります」
『…はぁ、どうも』
「何かございましたら遠慮なく申し付け下さい！」
丁寧に扉を開き、私を部屋の中へ案内してくれた海兵さんは、ビシッと敬礼をして消えて行った。寮の部屋とも船の部屋とも違う大きなベッドが置かれた広い部屋。
試しにソファに座ってみると、ふわりと身体を包み込むような感触。おぉ、と思わず声を漏らしてしまった。
…そういえば、あの海兵さん、ミホークさんに「随分早い到着」だの何だの言っていた気がする。確かにここに行きたいと言ってはいたが、その目的を聞いたことはなかった。
海賊がわざわざ海軍本部に出向くようなことがあるのだろうか？
『…、あ、』
──────『王下七武海、…？』
──────「そうだ。簡単に言えば…政府から海賊行為を認められている奴らのことだ」
ふと、ローさんがそんなことを教えてくれたことを思い出した。
彼は七武海なのだろうか。政府に認められているということは、海軍との繋がりも必然的に出来てしまう。
ここに来る必要が出てくるということも納得できる。
『…そんなにすごい人だったんだ、』
名前以外ほとんど彼のことは聞かなかったから無理もない。ぼーっとしていると、小さく扉を叩く音が聞こえた。
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ゆあ(プロフ) - 続き書かれますか？主様のめっちゃ好きなので楽しみにしてますね (3月2日 14時) (
レス) @page50 id: 976091bd0a (このIDを非表示/違反報告)
ちあき(プロフ) - 名無し50398号さん» 少しずつ更新を再開していくつもりです…！好きと言って頂けるだけでも嬉しいのにすっごくだなんて…とても嬉しいです！頑張ります！！ありがとうございます！ (10月24日 21時) (レス) id: 2fefdf0ec1 (このIDを非表示/違反報告)
ちあき(プロフ) - セツさん» ありがとうございます！！ぜひドキドキしながらお待ちください！頑張ります (10月24日 21時) (レス) id: 2fefdf0ec1 (このIDを非表示/違反報告)
名無し50398号(プロフ) - もう続きは書かないのでしょうか…すっごく好きな作品なので続きが楽しみです。更新、気長に待ちます！ (8月28日 1時) (レス) @page38 id: 73a8a7c4d7 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - ワンピースのキャラ達とも着実にフラグが立ちまくってるぅ‥‥‥。七海と灰原とも一体いつ会うのか、ドキドキしながら読ませてもらってます！更新気長に待ってますので、頑張ってください。 (6月30日 20時) (レス) @page38 id: a9c1286aea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちあき | 作成日時：2022年10月4日 18時
