自分のこと大っ嫌いな僕の言葉。【日記】

9/29．誰もいないとこへ ページ21

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たまに、というかかなり頻繁に、誰もいない場所へ行きたくなる。


僕は自分の中に場所を描いている。

こんなとこがあればな、こんなとこに行きたい、こんなに綺麗な空がみたい…とか、ね。


綺麗な景色は僕はよく別の小説にも書いてるけど、大好きなんだよね。

僕っていつも「この世は汚い」とかいうけど正直汚いのは人間であって元々のこの世界は絶対に美しいものだったはずなんだよね。

それを僕らが現在進行形で汚してるんだから残念でならないね。まぁそうしないと生きてけない分際で何も言えないけど。悲しい。


地球には綺麗な景色が見れるところがたくさんあるでしょ？日本だけじゃない、海外にも。

でも僕はこの世で一番美しいのは一番簡単にみれる空だと思うんだよね。これは勿論僕の意見。空以外にも海とか森とか、色々あるし、僕はそういう心惹かれるもの全てが愛おしい。君ももし好きなものがあれば愛おしいでしょう？
わからないけど。


僕はどんだけ時間を持て余しても趣味か、空を見てれば事足りるんだ。
空見てるといつのまにか何十分も経ってたりするよ。好きなことってそういうものだよね。


空も海もこの世界の眼に映るもの全てが美しくて堪らない。
切なくて涙が出そう。出ないけど。


僕は人と話すのが苦手だから話す以外のことで自分を表現したいから、綺麗な景色とか色んな人の話とかを見たり聴いたりして世界観・価値観を広げている。
色んな視点でものを見るのは大事だね。
人間はいつだって都合の悪い方向からはものを見ようとしないけれど。


そんな、僕の中の場所へふらって行って、一人になりたい。雲の流れる音に、葉の擦れる音に、波の音にただ包まれてたいなぁ、って叶いもしない願いを押し込めている。苦しい。


小説みたいに、理想の友達と一緒に居られるのがいいけどな。僕の描く小説は、僕の理想だからなぁ。叶うわけがないんだ。


人間って理想を抱くからつらいんだよ。なりたい姿と今の自分のギャップに打ちのめされてね。本当はなりたい自分なんてなければきっと何も考えないでなんとなく生きてく馬鹿馬鹿しい人間として生きていけて、楽だったと思うよ。
でも今更後戻りはできない。
ずっと前から深めてきた考えを、ここで捨てるわけにはいかない。


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