【w.r.w.r.d】腐男子の俺と王様ゲーム！

32巡目ーリクエスト ページ36

無理…チーノ如きに屈服させられるとか…。

ci｢A〜っ、もう1回やる？｣

｢あ、遠慮しときまーす！
次行くよ…。はい、せーのっ｣

『王様だーれだ！』

zm｢お、おれ！｣

｢ゾムは意外と初心なとこあるからなぁ…｣

zm｢はぁ？そんなことないしー。｣

｢ハグとか可愛い命令しやがってよぉ…。俺は忘れへんからな｣

zm｢くっ……。もうええし！！

5番が3番を耳かき、とか……。｣

｢結局めちゃくちゃ可愛ええやんけ！！｣

zm｢だって恥ずかしいやんか！！｣

tn｢Aさん最近夫婦漫才長ない？｣

｢だって皆かわええねんもん｣

tn｢語彙力の低下が著しいな…

あ、ちなみに5番やで｣

ut｢耳かき……なぁ。あ、3番俺な｣

tn｢お前かよ……｣

ut｢残念ながら俺やわぁ……｣

tn｢めんど…。てか人の耳かきすんの怖ない？｣

ut｢やられる方が怖い。｣

tn｢せやな。…やろか、ここでええ？｣

長い茶番を挟んでソファに掛けたトントンは、自身の膝を指差して。

ut｢りょーかい。…太腿柔らかない？｣

tn｢デブで悪かったなぁ？…あー、A、
耳かき貸して｣

｢ほいほい。…はいどーぞ。｣

tn｢助かる。…んじゃあ、やるで｣

膝枕の状態で横たわる鬱先生。
その頬を撫で、少し微笑む。

優しいその手つきは、母親を思わせて。

tn｢だいせんせ、…これで、だいじょぶか？｣

ut｢んー……きもちぃ…とんとん…｣

笑みを湛えた表情。
穏やかに話す、その声。
形容するならば、天使のような。

ut｢ん、……きもち、ぃ…ねちゃいそ、

とんとん……ふぁ、あ｣

気持ちよさそうに目を細める。
そして、一つ欠伸を零す。

tn｢そらよかった……

けど、起きてもらわななぁ。｣

手を止めて、鬱先生を抱き起こす。

ut｢とんとん、上手ない…？｣

tn｢そんなことないけどなぁ…。


ほら、そろそろちゃんと起きや？｣


今度は唇を歪めて笑ったかと思うと、

鬱先生に深く口付ける。


若干驚きの彩を浮かべた藍色の瞳は、
快楽に溺れて。

ut｢ん、っ、ゃあ……ふ、っぁん…む、…

とん、と…んぁ、ｯぁ…く、…ゃ、あ｣

tn｢…ほら、目ぇ覚めたか？｣

ut｢っ、お前、…！

なぁとんち、まだ眠いって言ったら、
もっかいしてくれんの…？｣

tn｢そうやなぁ……。

お前がヨガってくれるなら、いくらでも？｣

ut｢ふは、生憎、童貞に善がる趣味はなくてなぁ…｣

tn｢あぁ、…｣

ニヤリと笑った堕天使は。

tn｢お前で卒業したるわ｣

藍色の瞳は、どろりと快楽に溶けた。

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