18巡目ーリクエスト ページ22
…煽るんじゃなかった。
結局腰抜けちゃって、近くにいたトントンの膝の上に座ってます。
でかい。
｢あー、次行こっか。はい、せーのっ｣
『王様だーれだ！』
tn｢あ、俺や。…A、番号……｣
｢あ。…見なかったフリ、してくれへん…？｣
tn｢…まぁ、しゃーなし。
6番が10番をくすぐる、でどうや？｣
shp｢我が世の春が来た、という感じでしょうか。6番俺っすね｣
｢今までの受けが帰ってきてるんだね、多分。｣
ci｢はぁ、次俺がやられんのかぁ。めんどくさいわぁ……｣
shp｢え、またチーノと？｣
ci｢そうみたいやなぁ｣
｢何らかの魔力によって二人はくっつく運命にあんねんな｣
tn｢え、Aってそんなメルヘンやったっけ｣
｢何らかの魔力。｣
tn｢…お、おん。
取り敢えず、はよやってくれるか？
あ、ショッピ君が満足するまでやってええし｣
shp｢了解っす。ほらチーノ、はよソファ。｣
ci｢うぃー……。ベッドインみたいで嫌やわぁ｣
shp｢諦めろって。｣
そう軽口を叩きながら、ソファに寝転んだチーノ。その上に、跨るようにして座るショッピ。
見方によれば、完全に情事の前のような。
本人たちは、露ほどもそんなこと思っていないのだろう。
笑いあいながら、和気藹々とした
雰囲気だ。
shp｢んじゃあ…いくで？｣
ci｢おっけー。｣
返事を聞くと、
少し迷いながら脇に手を伸ばした。
ci｢っ、ふ、ははははは！！っは、ゃ、は！｣
案の定というか、物凄い大声で笑いだした。
shp｢チーノ、めっちゃ擽られんの弱いやん…｣
呆れたように呟き、次は脇腹を擽りにかかる。
ci｢っはぁ、あひゃ、ははは！！！ちょ、むり！！！っ、ははは！！｣
shp｢びっくりする程弱いなぁ…ここは？｣
最後に、と首を擽る。
これにも敏感に反応するチーノ。
ci｢っは、ははは！！ちょ、やば、ぃ…！むり、っは、ぁ……｣
徐々に、笑い声が少し甘い吐息に変わり始めた。
ci｢ん、っは、っあ、ひゃ、…！
そこ、むり、ぃ…！っや、ははは！っは、ぁ｣
息も絶え絶えに、笑いながら息を零す。
擽ったさで涙に潤む橙の瞳は、
傍から見れば情欲の色に染まっていた。
その色気にあてられたのか、ショッピは一度手を止めて。
shp｢…なぁ、チーノ。｣
ci｢っはぁ、はっ、ぁ……な、に…？｣
shp｢誘ってる？｣
ci｢な、わけッ…！？…っは、ぁ……
急に、キスすんなや、ぁ……｣
shp｢そんな顔で言われてもなぁ…
好きやで｣
橙は、頬を紅く染めた。
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神楽 - shp受け好きなので嬉しいです (2022年1月16日 15時) (
レス) @page18 id: 85e6b27186 (このIDを非表示/違反報告)
シエル(プロフ) - コメントありがとうございます、お褒め頂き光栄です…！今後とも楽しく、心の癒やしになるような小説を書いていけるようにがんばりますのでよろしくお願い致します！ (2020年12月11日 20時) (レス) id: f37e2354bc (このIDを非表示/違反報告)
ウタノ - コメ失礼します。文の書き方が大好きです。いつも心を潤してもらってます。作者様には感謝と尊敬しかないです、本当に。何回読んだことやら…ってくらいに読ませてもらってます。今後も応援するので、頑張って下さい！ (2020年12月11日 18時) (レス) id: 21d60fdbb1 (このIDを非表示/違反報告)
シエル(プロフ) - 菜月さん» 感謝されるようなことはしていないのですが、暴れるくらい満喫してくださったようでなによりです…！！ここからもどんどん続いておりますので、楽しんでいただければ幸いです！ (2020年11月14日 0時) (レス) id: c2f16bb4d1 (このIDを非表示/違反報告)
菜月(プロフ) - 7巡目、推しカプだったのでベッドの上で暴れてました 作者様とリクエストした人に猛烈に感謝してます (2020年11月13日 20時) (レス) id: 28570627a6 (このIDを非表示/違反報告)
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