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10巡目ーリクエスト ページ13

異世界は良い……良いぞ……
もうなに?あのさ….推しが尊い。


「…っあー、次いこうか

せーの」

『王様だーれだ!』

tn「あ、俺や。

てかAさ、感情を押し殺したような進行やめへん…?」

「お前らみんなが尊いんだよ…勘弁しろ」

tn「A先輩こぁい……

過激なんばっかじゃあれやしな、
4番が10番の頭撫でる、とか?」


「そういう命令をするトントンにさえときめく俺の事殺して?」


頭撫でるとか可愛すぎかよ
むり、しぬ……

zm「いや、頭大丈夫…?あ、俺4番な」

em「多分彼はもう手遅れや…。10番です」

zm「あー、エミさんね?てか俺が撫でる側なんや、新鮮やな」

em「そうですね、確かに」


え、なに、普段はエミさんが撫でる側っていう匂わせ??は??

もうなんなん……しゅき……
あぁぁかわいいよぉ……(手遅れ)


em「Aさんがオーバーヒートしてる間にやってしまいませんか?」

zm「そやね、


じゃあエミさん、こっち。ほら」

そう言って、ぽんぽん、と自分の隣を叩いて。


em「ん、はい」

素直にそこに腰掛ける。

そのまま二人の目が合う。
翡翠色の瞳と乳白色の瞳がお互いを射抜き、
自然とふんわりとした笑みが零れた。

翡翠の彼は、相手の頭に手を伸ばして。


zm「…んー、よしよし。

エミさん、いっつも頑張っててえらいなぁ、」


em「…そんなことないですよ?

…んぅ、なんか気持ちええなぁ……。」

zm「んふふ、もっと撫でたるわ」


ゾムは無邪気に笑みを浮かべて
エーミールは気持ちよさげに目を細めながら

それぞれに、撫でるという行為を楽しんでいるようだった。


そのまま、静かに時は流れていたのだが
ふと、男性にしては少し高い声が響いて。

zm「…なぁエミさん、変なこと言うてもいい?」

em「ん、どうしました…?」


zm「…なんか、目ぇ閉じてるエミさん可愛くて……ちょっと、興奮した」


em「…ふぇ!?…ゃ、はず、かし…」

zm「…ほんま、そういうとこやぞ」


その台詞と共に、前触れなくエーミールの顎を引き、口付けた。

流石に自重したのか舌は絡めず、
何度も角度を変えながら。


小さなリップ音が響く。
その度に、エーミールの顔が紅く染まって。


em「ぞむ、さ……ッぁ、もう、やめ」

恥ずかしそうに名前を呼ぶと、
それで漸く気づいたのか、口付けをやめる。

zm「っあ、ごめん!!」

em「ゃ、別に……。その、恥ずかしかっただけで…」

そう、赤面のまま告げると

もう一度、深く口付けられた。

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神楽 - shp受け好きなので嬉しいです (2022年1月16日 15時) (レス) @page18 id: 85e6b27186 (このIDを非表示/違反報告)
シエル(プロフ) - コメントありがとうございます、お褒め頂き光栄です…!今後とも楽しく、心の癒やしになるような小説を書いていけるようにがんばりますのでよろしくお願い致します! (2020年12月11日 20時) (レス) id: f37e2354bc (このIDを非表示/違反報告)
ウタノ - コメ失礼します。文の書き方が大好きです。いつも心を潤してもらってます。作者様には感謝と尊敬しかないです、本当に。何回読んだことやら…ってくらいに読ませてもらってます。今後も応援するので、頑張って下さい! (2020年12月11日 18時) (レス) id: 21d60fdbb1 (このIDを非表示/違反報告)
シエル(プロフ) - 菜月さん» 感謝されるようなことはしていないのですが、暴れるくらい満喫してくださったようでなによりです…!!ここからもどんどん続いておりますので、楽しんでいただければ幸いです! (2020年11月14日 0時) (レス) id: c2f16bb4d1 (このIDを非表示/違反報告)
菜月(プロフ) - 7巡目、推しカプだったのでベッドの上で暴れてました 作者様とリクエストした人に猛烈に感謝してます (2020年11月13日 20時) (レス) id: 28570627a6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シエル | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2020年1月2日 14時

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