4巡目ー後半 ページ6
美女が二人いた。
思わず、全員が息を呑む。
一人は栗色の髪をして、藤色の瞳をしている。
服装を口にするならば…そう
猫耳メイド、が一番正しいだろう。
可愛らしいカチューシャを身につけて、ふんわりとした猫の耳が頭の上にある。
メイド服を身にまとい、その短いスカートの裾を抑えて、潤んだ目でこちらを睨んでいる。
可愛い。
もう1人は水色の髪に橙色の目。
その服装は……俗に言う、バニーガール、というものだった。
黒い衣装に白い肌が映えて美しい。
体にぴったりと張り付いたデザインと、水色の髪の上に乗ったふわふわの兎の耳。
恥ずかしそうに胸元を抑えながら、潤んだ目でキョロキョロと周りを見回している。
可愛い。
え、可愛い。
え、可愛い。え？これ男？？
ci｢ち、ちょ！なんか、言ってくださいよ…｣
shp｢も、むり……はずい……。｣
そんな二人に近付く影が二つ。
その影は、各々二人を捕まえたかと思うと、自分の膝の上に座らせて。
──
gr｢…ショッピ？｣
shp｢な、なん、ですか…｣
gr｢可愛いぞ、めちゃくちゃ。｣
shp｢っ、はい…？そんな、わけ｣
gr｢この俺の言葉が信じられないと？…ほう｣
"身体に、分からせてやろうか。"
そう言って、深く口付けて。
shp｢んむっ…！？
…っや、ぁ……ふ、ぁ……ん、ッっあ、｣
gr｢っは、ほら、こんなに可愛いじゃないか｣
shp｢ｯ、グルッペンさん…っ。｣
──
ci｢っちょ、トントン…！｣
tn｢なんや、チーノ。｣
ci｢なんや、じゃなくて…！
この体勢、恥ずいんやけど、っ……｣
tn｢ええやん、可愛いし。…な、こっち向けよ｣
ci｢可愛ないってば…もう｣
そう言いながら、体の向きを逆にすると
優しげな赤い瞳が俺を見つめていて。
思わず目を逸らしてしまう。
tn｢ほーら、こっち見て？｣
ci｢いや、や…っ｣
tn｢なんで？俺、もっとお前の顔みたいんやけど｣
ci｢だって…。恥ずかしいねんもん｣
tn｢ほんま、お前、俺の理性崩しにきてるやろ｣
"もう、我慢できへん"
その台詞とともに、口付けられる。
ci｢ふぇ！？
…ゃあ、ん……っ、ふ……ぁん、…ん、ぁ｣
tn｢っは、お前、可愛すぎ…｣
ci｢トントンっ……。｣
──
みんな可愛すぎた。
毒素からの構われが終わり、
現在は撮影会してます。
鳴り止まぬシャッター音。
尚、それに加担中。
因みに王様によると、暫くはこのまま行くそうです☆
可愛いは至高。
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神楽 - shp受け好きなので嬉しいです (2022年1月16日 15時) (
レス) @page18 id: 85e6b27186 (このIDを非表示/違反報告)
シエル(プロフ) - コメントありがとうございます、お褒め頂き光栄です…！今後とも楽しく、心の癒やしになるような小説を書いていけるようにがんばりますのでよろしくお願い致します！ (2020年12月11日 20時) (レス) id: f37e2354bc (このIDを非表示/違反報告)
ウタノ - コメ失礼します。文の書き方が大好きです。いつも心を潤してもらってます。作者様には感謝と尊敬しかないです、本当に。何回読んだことやら…ってくらいに読ませてもらってます。今後も応援するので、頑張って下さい！ (2020年12月11日 18時) (レス) id: 21d60fdbb1 (このIDを非表示/違反報告)
シエル(プロフ) - 菜月さん» 感謝されるようなことはしていないのですが、暴れるくらい満喫してくださったようでなによりです…！！ここからもどんどん続いておりますので、楽しんでいただければ幸いです！ (2020年11月14日 0時) (レス) id: c2f16bb4d1 (このIDを非表示/違反報告)
菜月(プロフ) - 7巡目、推しカプだったのでベッドの上で暴れてました 作者様とリクエストした人に猛烈に感謝してます (2020年11月13日 20時) (レス) id: 28570627a6 (このIDを非表示/違反報告)
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