前世持ち【刀剣乱舞】

45話 ページ46

ベチャリと濡れる赤


「三日月、今すぐ治すから。お前には僕がいないと駄目だろう？」

三日月「ぐ、あぁ…」


傷から漏れる黒い邪気

あぁ、こんなにも貯めこんでいたのか。恨みも、悲しみも、全部、全部


「僕は、この本丸を立て直す

お前たちが幸せになれる未来を築く。それができなければ僕を呪え」

三日月「母上、は…優しいなぁ…」


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清光「かっ、た…？」

浦島「そう、みたい…？」

一期「早く手入れ部屋に、けが人を！」

小狐丸「敵味方問わずじゃ、重傷のものから運ぶぞ」

安定「は…？なん、で」

清光「主が壊れるのを望まないからに決まってるでしょ

あの人はきっと誰も壊れるのは望んでないよ」

「その通りだ」

一期「あ、主殿っ…！」

「すまない、遅れたな。今三日月と話し合った」

三日月「…まぁ、そういうことだ」

安定「ハァ？どういうこと…っ…こんな奴に跪くの！？」

「いや、僕はこの本丸の形だけの審神者だ。

政府からの情報、伝達を伝えるだけのもの。他すべてはお前たちが決めていい

…まぁ、そういうことだ。僕には権限がない。刀剣に権限を譲る」

清光「えっ、主…？」

「…三日月、そっちの説得は頼んだぞ。まずは…手入れか」


彼らを守るのは、僕だ









依存end…？

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