前世持ち【刀剣乱舞】

35話 ページ36

鶴丸「三日月ー？どこだーーー」

「よばっ、なくて、ぃい、か、らあああ！！！」

一期「おかしいですな、いつもは此処に…」


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鶴丸「此処か？」

「ここ、厠じゃ、ないか！！…はっ、…ぁ…ふぅ…」

一期「息が切れておりますな」

「一期…、も、むり…」

鶴丸「よし、行くぞ」

一期「はい」

「もう嫌だあああ……」


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鶴丸「此処かっ！」


二時間ほどかけて広い本丸を歩き回った

途中で刀剣たちに会うことはなく、聞こえてきたのは小さな息遣いだけだった

早く、治してあげたい…


「いない…ぞ」

一期「…あの三日月殿が…歩いている…だと…」

「三日月はそんなに動かない子じゃないからなっ…！！！

本当に、本当にかわいい子なんだからな！？もう疲れた、一期！！帰ろう我が家(離れ)に！！！」

一期「きゃらほうかい、ですぞ」

「なんで知ってるんだよそんな言葉」

一期「清光殿が

「主は、時々きゃらがおかしくなるから、その時は止めてねっ★」

と」

「一期…」

一期「なんでしょう」

「お願いだから…清光の真似はするな…」


ロイヤルが…穢れた…なんだろう…

「私ロイヤルです♡きゃぴきゃぴ☆」みたいな…感じ…

あの性格は…清光だからこそであって…


「一期には…似合わない…」

一期「…はぁ…？」


そのころ鶴丸は一期のモノマネ清光でツボって、笑い転げていた…

バカなのか…

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