前世持ち【刀剣乱舞】

32話 ページ33

鶴丸「い、いとこが五条、？！」

「…うん」

清光「そういえば前にそんなこと言ってたね」

鶴丸「驚いたぜ…」

「アイツの存在を忘れていた。僕に対してとてもウザいから」

小狐丸「…、母上は五条と仲がよろしくないのですか？」


うーん、と首をかしげながら聞いてくる小狐丸。…かわいい…！！


「いや、仲はいいんだが、五条が僕に対してとても頭のおかしい行動をしてくるんだ」

鶴丸「五条だからな」

「下着を盗んだり、布団に潜り込んだり、夜這いをしたり…まあ、夜這いは平安の文化だから

仕方ないと思っているんだが、下着を盗むのはどうもわからん」

今剣「それは、ただ、へんたいなだけでは？」

「５歳までは可愛かったんだぞ？…前世を思い出すまでは」

鶴丸「まぁ、五条も男さ、異性が目の前に居たら襲おうとするさ」

「仮にも従姉だ。それを襲おうとするなど…」

一期「おそ…う」

薬研「一兄、息しろ」

一期「あぁぁ…あ、主殿は…もう、……？」

「一期、落ち着け、僕はまだ穢れていないよ。…ただ襲われかけているだけで」

鶴丸「流石に生みの親といえども、これは見過ごせないものだなあ」


ニコニコと張り付けられたような笑顔を浮かべ、鶴丸が笑う

ああ、鶴丸だけでなく、小狐丸や岩融もか

皆、僕の保護者のようだ


「だが、まぁ…此処の立て直しと、此処に派遣された審神者を見つけるのが先だな

そうしないと五条を招くことはできない」

鶴丸「そうだな。まずは一番強敵であろう三日月を落としに行くか」

「それは腹の傷が治ってからじゃ…だめか？」

一期「私たちがいます。大丈夫ですよ」


ロイヤルな笑顔を浮かべ、そっと手にキスを落としてくる一期

ロイヤルってここまでできるのか
―――
ネタが尽きてきたぜ

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