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12話 ページ13

ポン、ポン


あと少しで、完璧に手入れが終わる

隣で寝ている小狐丸の傷は、さっきのものと比べると、綺麗にふさがっていた


小狐丸「…?」

「小狐、終わったぞ」

小狐丸「…、父上…?」

「今は、母だがな」


黒い塊だったときは、しっかり「母上」と言っていたのに

今は混乱しているようで、「父上」と言ってきた。さっきまでのことを覚えていないようだ


「小狐丸、久しぶりだな」

小狐丸「…母上…っ…!」


小狐丸は勢いよく僕の胸に飛び込んできた。セクハラで訴えていいレベルに顔を擦り付けてくる

僕は少し絡まっている小狐丸の髪を優しく撫でて、旋毛にそっとキスをした


「頑張ったな、もう、大丈夫だ」

小狐丸「母上、母上…」

鶴丸「…邪魔して悪いが、今剣と清光を連れてきたぞ」

清光「主っ!!」

今剣「かかさまぁぁっ!!」

「ぐぇっ?!?」


清光と今剣は僕の背中に思いっきり突っ込んできて

僕は小狐丸側に倒れこんだ。蛙のような声をあげて


「ぐ、…腹、が……」

小狐丸「…今剣、加州清光、離れろ。母上が苦しそうではないか」

三日月「ああ、忘れておった。母上は今怪我をしているのだったな」


馬鹿にするように鼻でフンと笑いながら三日月はそう言った


小狐丸「…けが、…まさか、私が?…記憶が綺麗に抜け落ちておるのです

…私が、そのなくなった記憶の中でやったのでしょうか」

「気にするな、君は気がやられていたようだから仕方ないよ」

小狐丸「…ですが」

「気にするな。僕が勝手にしたことだ」

今剣「おけが…なおさないと、いけません。はやくちりょうを」

清光「ほら、傷見せて」

「い、いいから…。大丈夫だ」


3人は僕の服を脱がそうと手を伸ばしてきた


「ちょっ、いや…!み、三日月」

三日月「あいわかった。助けてやろう」


なんで君はそんなに上から目線なんだよ!!

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和希(プロフ) - 面白いですね!あと、浦島を譲ってくれええええええええええええ (2017年8月21日 18時) (レス) id: d72e3151da (このIDを非表示/違反報告)
天ノ弱な月猫(プロフ) - すごく面白いです!気に入りました!更新待ってます!続きがすごく読みたいです!! (2017年3月1日 16時) (レス) id: 5bf48274f0 (このIDを非表示/違反報告)
エル - 三条揃えるのに半年ですか、そうですか1年と5日かかりました。だけどその15日後にはおじじが三人に増えました。物欲って怖いですよね (2016年2月24日 1時) (レス) id: 4893af5365 (このIDを非表示/違反報告)
藍琉 - 読ませていただきました!一兄可愛いなぁ〜(*´∀`)最初からいた清光と今剣の出番が減ってる気g(( すみません。一旦黙りますね!…とても面白かったです!更新頑張ってください!! (2015年10月11日 16時) (レス) id: 97ccf20f00 (このIDを非表示/違反報告)
(´ω`) - 更新アザっす! (2015年10月5日 1時) (レス) id: e1a03f6b50 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:そらねこ | 作成日時:2015年6月5日 8時

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