26th≪蛍丸さん、嬉しいですよ≫ ページ26
蛍丸side
いきなり主が来たと思ったらこの有り様だ
周りのやつらは唖然としてる
助けて(切実)
蛍丸「主…どいて…」
A「強いて言うなら蛍丸かなぁ…」
聞いちゃいねぇ…え
蛍丸「な……ある…じ……」
A「わぁ…顔真っ赤だね……」
愛染「ちょ…やめなよ主さん！」
俺の力ならすぐ抜け出せるのに…
俺を見つめる主の眼が怖いのかも…
それに…
A「蛍丸〜」
蛍丸「ちょっと…」
起き上がっても抱き着かれたままだし…
明石「主はんはほんまに蛍丸が好きですね」
A「うん！」
蛍丸「はぁ……」
なんでだろう…嬉しいなんて思っちゃうのは…
蛍丸「………食べちゃうよ？」
冗談っぽく言ってみる
A「…？……別にいいよ？」
蛍丸「は、はぁ！？」
国俊なんかもう真っ赤だよ…
純粋な国俊を返せ主
さっさと返せぇぇぇ(現実逃避)
A「私、蛍丸大好きだもーん！」
蛍丸「あ、主のバカぁぁぁぁぁぁ！！！」
A「あ、蛍丸！」
主から飛びのいてダッシュで逃げる
国行がニヤニヤしてたけど気にしたら負け
次の日
蛍丸「はぁ…お腹すいた…」
愛染「早く行こうぜ！」
蛍丸「ちょ…早い！」
A「お、二人ともおはよー」
愛染「おはよう！早く朝飯食おうぜ！」
A「おぉ！蛍丸もおはよ…蛍丸！？」
蛍丸「うわぁぁあぁぁっぁあぁぁ！！！！」
A「Σ(ﾟДﾟ；ｴｰｯ!」
この後しばらく、主から逃走する蛍丸の姿が目撃された
酔っていたので、主はもちろん覚えていない
避けられていた数日間、近侍は山姥切が務めたのだが
蛍丸に避けられるたびに泣いていた
”暴走してるっていうより…本心だだ漏れって感じだな”
27th≪主さん、慣れあうつもりはないらしいですよ≫→←25th≪主さん、弱いみたいですよ≫
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作者名：天空の巫女 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/TENMIKO/
作成日時：2017年3月28日 15時
