試合開始…の前に、観客のお時間 ページ8
吉良side
永世の奴らと、決勝戦を見に来た
あいつが、俺が教えた技を使えるのか気になったしな
基山「…この試合、どう見る？」
吉良「…わからねぇよ、何かヤな予感がするんだ
アイツが…Aが試合で戸惑いそうな…何かが」
これまでの試合、あいつは試合結果に基づいたプレーみたいな気持ち悪いサッカーをしてた
…それが、通じなくなる……そんな予感があった
緑川「…？なぁ、ヒロト
あそこで野坂悠馬と喋ってるのお前の彼女じゃないか？」
吉良「緑川もかよ…彼女じゃねぇって
…待て、野坂悠馬今何した」
俺が座ってる場所から、野坂悠馬がAの手に口づけているのが見えた
隣にいるピンク髪の女がめっちゃ怖い顔してる…女怖
吉良「なっ…なぁっ…あれ、なんだ…？」
基山「ヒロト、慌てすぎた
簡単な話だ、あの野坂悠馬を消せばいいんだろ？」
吉良「簡単な話じゃねぇしそんなこと言ってねぇよ！？」
八神「父さんに頼めば…」
涼野「まぁ、うちの得点王の恋路を邪魔するのなら
私も排除に協力しよう」
南雲「まず手始めに…」
怖い、あの女よりこいつら怖い
親父の野郎…どんなふうに教育しやがった…
こいつら怖すぎて冷静になったんだけど
基山「あ、野坂悠馬はベンチに帰ったみたいだよ」
吉良「何したかったんだあいつ…」
呆れて見ていると、野坂悠馬が観客席にいる俺たちを見つけて
何か、呟いた
俺読唇術とか使えねぇんだけど…
基山「Aは…僕の、姫…だよ…かな」
吉良「何でお前読唇術使えんの？」
涼野「…ヒロトに対する挑発だな」
緑川「だったら試合終わってから俺たちで野坂と話しに行こう
「うちのヒロトはお前なんかに負けない」って」
吉良「余計なことすんな…！？」
試合見るより楽しそうだなお前ら、そんなに面白いかこれ
砂木沼「ん？御堂院に水色の髪の奴が近づいたぞ…で、なんで御堂院はそいつに叩かれているんだ？」
吉良「あれ…きっくんじゃねぇか
何か説教してねぇか？」
基山「え、ヒロトって氷浦くんと仲良かったの？」
吉良「あ、いや…これはAのがうつっただけ…」
八神「今の「きっくん」録音したから父さんに送るわね」
吉良「おい、やめろ！！」
早く試合始まってくれ、頼む
もう俺が耐えられない…なんかこいつら俺に対しての対応変わりすぎだろ…
基山「あ、試合始まるみたいだよ」
吉良「やっとかよ…」
八神「…よし、送れた」
吉良「おい」
決勝戦、何もないといいんだけどな
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和樹 - すごく面白いです！これからも楽しみにしています (2019年8月5日 15時) (
レス) id: d4c0802bc3 (このIDを非表示/違反報告)
メルヘン - いつも楽しみに読んでいます！これからも頑張ってください！ (2019年6月22日 19時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレ - すみません。字違えました。 (2019年6月18日 19時) (レス) id: 5f6a7cbdab (このIDを非表示/違反報告)
イナイレ - アレス完結ですね！凄く面白がったです！！オリオンも頑張ってください！！！ (2019年6月18日 19時) (レス) id: 5f6a7cbdab (このIDを非表示/違反報告)
名無しの妖怪(プロフ) - アレス完結おめでとうございます！これからも自分のペースで、更新頑張ってください。 (2019年6月16日 23時) (レス) id: 6c6e64c690 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天空の巫女 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/TENMIKO/
作成日時：2019年5月18日 21時
