ヒロトと御堂院のお時間 ページ48
『というわけで、一日とちょっとだけどよろしく！』
吉良「………は？」
灰崎のベッドに座って、笑顔でヒロトに挨拶した
『お前らが仲悪すぎるから一回離してみようと思ってな
タツヤくんがどうしてもって言うから私とヒロト、灰崎とタツヤくんにしたけど…普通逆じゃね？』
タツヤくんが「俺灰崎くんと仲良くなりたいな！ねぇ、いいよね？」って言いだしたからこうなってます
『あ、そうだ…ペクの野郎ちゃんとオリオン財団に回収されたかな…
監督から入手したあいつの連絡先にかけてみよう……』
吉良「…？」
混乱したままのヒロトを横目に、なぜか監督が持っていたペクの連絡先に連絡する
…出た、まさか出るとは思わなかった
『もしもー…』
［助けてくれ！！俺は、まだやれるんだ！！！
御堂院！お前が何故俺の連絡先を知っているか知らないが、頼む！！助け…］
電話を切った
よし、無事に回収されているらしいな
自分が此処まで無慈悲になれるとは知らなかったなぁ
『よし、じゃあヒロト』
吉良「な、なんだ…」
『遊ぼう』
吉良「ふざけてんのかお前！！その前に状況を説明しろ！！」
『私とタツヤくんのお節介かな』
吉良「はぁ…ま、あのストレート野郎から離れられるならいいか
…お前もいるし」
最後小さすぎて何にも聞こえなかったけど、嫌がられていないようで何より
『じゃあ何する〜？』
吉良「…なぁ、お前さ」
『ん？』
吉良「お前の事好きだって言った男と同じ部屋にいて、何も起こんねぇと思ってるのか？」
灰崎のベッドに手をついて、私に覆いかぶさった
ん〜私同じようなことを彼と会ってすぐにやってますので文句言えませんねぇ
吉良「…野坂の野郎に先越されるくらいなら…いっそ」
『悠馬は関係ないだろ…ん？なんで悠馬が私の事好きなの知ってんの？』
吉良「FFの決勝戦の時に…」
『あぁ、もうわかったから何も言うまい』
あんにゃろう…何で観客に丸見えのところで手にキスなんかするんですかね
馬鹿なんですか？戦術以外に思考が使えないんですか？
よく思い出してみれば、ヒロトいたなぁ…そりゃ気づくわ、ごめんヒロト
吉良「お前、何で逃げねぇの？
力強いから、俺くらいどかせるだろ」
『考え事してるからちょっと黙って』
大体悠馬は一目惚れだって言ってたけど何であそこまで執着してきたんだろう…
あいつ、一目惚れとかすぐに飽きそうだけど…なんで？
吉良「…おい」
『黙れ、思考回路を乱すな』
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和樹 - すごく面白いです！これからも楽しみにしています (2019年8月5日 15時) (
レス) id: d4c0802bc3 (このIDを非表示/違反報告)
メルヘン - いつも楽しみに読んでいます！これからも頑張ってください！ (2019年6月22日 19時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレ - すみません。字違えました。 (2019年6月18日 19時) (レス) id: 5f6a7cbdab (このIDを非表示/違反報告)
イナイレ - アレス完結ですね！凄く面白がったです！！オリオンも頑張ってください！！！ (2019年6月18日 19時) (レス) id: 5f6a7cbdab (このIDを非表示/違反報告)
名無しの妖怪(プロフ) - アレス完結おめでとうございます！これからも自分のペースで、更新頑張ってください。 (2019年6月16日 23時) (レス) id: 6c6e64c690 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天空の巫女 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/TENMIKO/
作成日時：2019年5月18日 21時
