氷浦とのお時間 ページ16
氷浦「ば…バカってなんだよ！！」
『バカだよね〜一体、いつ誰がどの場面で「御堂院と氷浦は連携ができない」なんて莫迦みたいなこと言ったわけ？』
野坂「…ねぇ、ボール奪っていい？」
氷浦「誰も言ってない…俺自身の力不足で…」
『きっくん弱くないよ
私の弱点見つけられるし、それを補う術を試合中に見つけるじゃん…強い…よね？』
野坂「ねぇってば」
『お前うるさい、黙ってろ』
野坂「(´・ω・｀)」
後ろで野坂は泣き出すし、きっくんは暗い顔で俯いてるし
この空間暗いにもほどがある
というか、王帝月ノ宮メンバーが諦めたのか
空気を呼んだのか知らないけどボールを取りに来なくなった
氷浦「…Aは嫌じゃないの？俺なんかと連携するの」
『嫌じゃない、嫌なわけない
私はきっくんとサッカーするの好きだし…きっくんが好きだから』
氷浦「………は？」
『さぁさぁ、またやってやろうよ
私ときっくんの必殺技…野坂に見せてやろうよ！』
きっくんの手を引いて、シュートを打つために隣に並ぶ
『行くよ、覚悟しとけよ西蔭！』
西蔭「次は止める！」
氷浦「A…」
『この技はきっくんいないと打てないんだから、協力してくれよ』
氷浦「…わかった……俺も、Aが大好きだから！」
永世学園戦でやったあの技
きっくんがいなきゃ、シュートとして成り立たない
ヒロトや、野坂と一緒にやるよりも
サッカーを楽しく感じられる君だからこそ
私は、一緒に得点を取りたいって思うんだ
「『エンド・オブ・フローズンスター！！』」
だから、そんな素晴らしい君を責めないでほしい
西蔭「キャスティングアーム！！…ぐっ…うぁぁ！？」
西蔭の健闘も空しく、ボールはゴールの中へ
打った私たちは信じられなくて、互いの眼を見て呆然
『同点だよきっくん…』
氷浦「あぁ…俺と…Aで……」
『…やっぱりきっくんは弱くないね！』
氷浦「…あぁ、お前と一緒にサッカーやってるんだから
弱いなんて思われたらお前に失礼だしな！」
拳でハイタッチをする
野坂がすっごい怖い眼でこっち見てる、こわい
野坂「……」
西蔭「…すみません、野坂さん」
待って、王帝月ノ宮あの二人以外喋って無いな
ちょっと待ってろ、名前調べてくる
奥野「野坂さん、なんだか楽しそうですね」
草加「あの女のお蔭…なのか」
野坂「それはどうだろうね」
でも…と、野坂は言葉を続ける
野坂「彼女といると、僕は楽しくて仕方がないんだ
だから、僕は負けられない」
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和樹 - すごく面白いです！これからも楽しみにしています (2019年8月5日 15時) (
レス) id: d4c0802bc3 (このIDを非表示/違反報告)
メルヘン - いつも楽しみに読んでいます！これからも頑張ってください！ (2019年6月22日 19時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレ - すみません。字違えました。 (2019年6月18日 19時) (レス) id: 5f6a7cbdab (このIDを非表示/違反報告)
イナイレ - アレス完結ですね！凄く面白がったです！！オリオンも頑張ってください！！！ (2019年6月18日 19時) (レス) id: 5f6a7cbdab (このIDを非表示/違反報告)
名無しの妖怪(プロフ) - アレス完結おめでとうございます！これからも自分のペースで、更新頑張ってください。 (2019年6月16日 23時) (レス) id: 6c6e64c690 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天空の巫女 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/TENMIKO/
作成日時：2019年5月18日 21時
