理解不能のお時間 ページ11
試合再開
ドリブルで駆け上がるきっくんを四人で囲む王帝月ノ宮
多勢に無勢は感心しないな
氷浦「フッ…氷の矢！！A！！」
ゴール前に立つ私にパスを出す
…ここでボールを受け取るのは剛陣先輩のはずなのに…
『…あ、ヤバいミスった…！？』
万作「何してるんだA！」
ボールは、私に触れることなく地面へ
何とかあっすーが取ってくれた
稲森「シャイニングバード！！」
そのボールを追って、小僧丸が飛びあがる
そしてシュート体制に
稲森・小僧丸「「爆熱ストーム！！」」
西蔭「止める！王家の盾！！」
野坂「…！西蔭、それはシュートじゃない！」
…万作にパス…だったよな……あってるよな
って思ってたのになんでこっちにボールが来るんですかね！？
お前らまで原作ブレイクを始めないでくれないか！！
『ッチ…しょうがないか…
殺陣・三日月の舞！！』
反応が遅れた西蔭の横を…すり抜けてくれればよかったんだけど
ちょっとだけズレて、ゴールの外に向かうボール
万作「おらぁ！！」
逸れたボールを万作がゴールに押し込む
なんとか一点…1−2か
氷浦「どうしたんだA…お前らしくないミスばっかり」
小僧丸「油断しすぎなんじゃねぇの」
灰崎「…お前、さっき野坂の野郎に何言われた」
『…大丈夫だよ、気にしないでよ〜
私だって人間なんだから、ミスくらい…』
氷浦「そのミスがお前らしくないって言ってるんだ」
…何なんだろう、「私らしい」…って、何？
『…私らしいって何なんだよ』
氷浦「…え？」
『貴利名くんは何にも知らないでしょ…私らしいとか、何だとか
貴利名くんの基準で私らしさを決めないでよ！！』
私だってわからない、御堂院Aは原作に書かれてない
それなのに、きっくんにあんなこと言われたのが
らしくもなくムカついた
氷浦「A…ごめ…」
『っるさい…うるさいんだよ…！』
万作「おい、氷浦はお前を心配して…」
『頼んでないんだけど…
お前もお前で、これまで散々私に迷惑かけておいていきなり偉そうに…』
万作「なんだと…！」
稲森「や、やめろ三人とも！！」
雷門の空気は最悪
私のせいだ…野坂のせいじゃない
私が結果を知ってるからって慢心してたからだ
野坂「…かわいそうに
君を理解しない人たちばかりのチームにいるから苦しい」
西蔭「…御堂院は、今全く楽しくないんでしょうね」
野坂「あぁ、可哀そうなお姫様
大人しく僕の仲間になってればよかったのにね」
試合が再開してもその空気は変わらなかった
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和樹 - すごく面白いです！これからも楽しみにしています (2019年8月5日 15時) (
レス) id: d4c0802bc3 (このIDを非表示/違反報告)
メルヘン - いつも楽しみに読んでいます！これからも頑張ってください！ (2019年6月22日 19時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレ - すみません。字違えました。 (2019年6月18日 19時) (レス) id: 5f6a7cbdab (このIDを非表示/違反報告)
イナイレ - アレス完結ですね！凄く面白がったです！！オリオンも頑張ってください！！！ (2019年6月18日 19時) (レス) id: 5f6a7cbdab (このIDを非表示/違反報告)
名無しの妖怪(プロフ) - アレス完結おめでとうございます！これからも自分のペースで、更新頑張ってください。 (2019年6月16日 23時) (レス) id: 6c6e64c690 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天空の巫女 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/TENMIKO/
作成日時：2019年5月18日 21時
