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五十嵐、ちゃんとお話しします ページ49

リビングルームに行ったであろうAを追いかけて部屋を出た

六弥さんが死んだ目でこちらを見てきますが無視


「A…」


ソファに座って呑気にテレビを見ていた


『何?』


「さっきのはその…事故なんです」


『わかってるよ、何で弁明しに来たの?』


「…わかってるとは?」


テレビに視線を向けたままの彼女の隣に座る


『あんなの事故じゃなかったら本気で怒るよ
確かに私和泉に好きだとは言われたけど、付き合ってとは言われてないじゃん

だから御堂さんに聞かれたときもNoって答えた…でもさ』


今までテレビに向いていた視線を私に向け


『私的に付き合ってなくても…あんなのは嫉妬します』


林檎のように赤く染まった顔でそう呟いた


「相手が七瀬さんなのに?」


『今日和泉の部屋で寝てましたけど、あんなのする素振りすらなかったですよね』


「寝込みを襲う趣味はないので」


楽しくなってきた
不機嫌になっていく彼女が可愛くて仕方がない


「貴方こそ、昨日亥清さんに抱きついて私を拒否しておいて…よく言えましたね、嫉妬してるとか」


『それは酔ってたから…』


「言い訳なんか聞きません」


『ごめんって〜』


いつも通りになってきた
私はいつもの彼女が好きだ


『今日の件でお互いさまってことで…?』


「…まぁいいですけど
七瀬さんにはわかってたことは説明してあげてくださいね」


『うわ〜七瀬さんごめんなさい…』


「謝りに行くのは後でいいです
今は、貴方に構わないといけませんからね」


『そんなの頼んでないけど』


「顔に書いてありますよ」


その言葉を聞いて、自分の顔を触り始めた


「何かないんですか?してほしいこととか」


『和泉の真似していい?』


「私の真似?」


『一織、抱きしめてもらえませんか』


「こういうときだけ名前を呼ぶのズルいですよね

わかりました…おいで、A」


『お前に言われたくないね!』


文句を言いつつ、手を広げる私に飛び込んできた


『一織』


「何ですか?」


『一織って相当私の事好きだよね〜』


「そりゃそうですよ
何年も会えなかった相手とやっと付き合えたんですから…普通の人より貴方の事大好きですよ」


『うわ…また恥ずかしいことを…いだだっ一織さん?抱きしめる力が強すぎません!?』


「もう絶対離してなんかあげませんから」


『それは私生活に支障が出る』


後日メンバーに「他でやってくれ」と言われたのは言うまでもないですよね

これが本当のAfterword→←五十嵐、一織に全力で謝罪する



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あー - 一織かっこよすぎ!凄く感動しました!!これからも頑張ってください! (2019年4月28日 22時) (レス) id: f61b58d8b0 (このIDを非表示/違反報告)
天空の巫女(プロフ) - 1.9さん» ありがとうございます!一織のキャラいまいち掴めてなかったので心配でしたが、そう言っていただけると嬉しいです! (2019年4月3日 9時) (レス) id: 65781b15d9 (このIDを非表示/違反報告)
1.9 - 一織最高…!とっても面白いです!!これからも楽しみにしてます!頑張って下さい (2019年4月3日 8時) (レス) id: 47aa25969b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天空の巫女 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/TENMIKO/  
作成日時:2019年4月1日 15時

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