Don‘t like28 ページ30
一織side
約束通り「fonte chocolat」に五十嵐さんとやってきた
予想通り二階堂さんと七瀬さんがいた
「あ、五十嵐さーん！」
「おいリク、あんま騒ぐなよ
どーも、俺アイドリッシュセブンのリーダーやってます二階堂大和です」
『勘違いしてるリーダーさんとセンターさんはこの人たち？』
「はい、そうです…本当にいるなんて…」
五十嵐さんの手を握って上下に振り回す七瀬さん
「またお話したかったんだー！」
『は、はぁ…七瀬さん、腕痛いんですけど』
「その子の腕取れるぞ…イチの彼女(仮)なんだから丁重に扱え」
「その誤解を解くために連れてきたんです」
「お前ら…ケーキ買わないなら別のとこ行って話せ！」
『兄貴〜！』
「兄貴やめろっつってんだろA！」
さらに騒がしくなり流石に迷惑ということで前に行った公園へ
ケーキ買ってない！と五十嵐さんが騒いでいるから、帰りに寄ろう
「五十嵐さんは一織のどこが好きなの？」
「誤解を解くってさっき言いましたよね」
『私と和泉は付き合ってないよ〜』
「…そうなの？」
「イチ、リクに嘘をついちゃいけないぞ」
「ついてません、真実です」
隣で五十嵐さんが勢いよく頷く
「じゃあ五十嵐さんは一織の事好きじゃないの？嫌いなの？」
「極端な人ですね…」
『んー好きじゃない…うん、好きじゃない』
「…嫌いなの……？」
『そういうわけじゃ…』
「一織は…ムカつくやつだけど…嫌いにっ…なら、ないで…」
『嫌いじゃないです！嫌いじゃないですから泣かないでください！』
「リク、泣くな！ってかなんで泣いてんだ！？」
なぜか泣き出した七瀬さん
私を含め、3人全員で七瀬さんを慰めだす始末
「一織の事っ…嫌いに……ならないでください…」
『わかりました！嫌いじゃないですからー！』
「じゃあ好きなんですか？」
「だから貴方極端すぎますよ！二階堂さんも笑ってないで止めてください」
『えっと…好きになりたくないんですよ……和泉だけじゃなくて、誰も』
また、悲しげな表情を見せた
…何故だろう、その言葉が頭から離れない
「お嬢さんにはなにか事情があるみたいだな
よぉしお前ら、お兄さんがミツのとこのケーキを奢ってやろう
お兄さんの気分が変わらないうちに行くぞー」
「わーい！メンバー全員分買ってください！」
「そうですね、お願いします」
『私他人ですけど…いいんですか？』
「気にすんな、さぁ行くぞー」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 121人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あー - 一織かっこよすぎ！凄く感動しました！！これからも頑張ってください！ (2019年4月28日 22時) (
レス) id: f61b58d8b0 (このIDを非表示/違反報告)
天空の巫女(プロフ) - 1.9さん» ありがとうございます！一織のキャラいまいち掴めてなかったので心配でしたが、そう言っていただけると嬉しいです！ (2019年4月3日 9時) (レス) id: 65781b15d9 (このIDを非表示/違反報告)
1.9 - 一織最高…!とっても面白いです!!これからも楽しみにしてます!頑張って下さい (2019年4月3日 8時) (レス) id: 47aa25969b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：天空の巫女 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/TENMIKO/
作成日時：2019年4月1日 15時
