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Don‘t like14 ページ16

撮影が終了し、落書きというものをしている五十嵐さんを置いてブースの外に出る
一緒にやろうとか言っていたけど、無視


『友達って書くよー』


「やめてください」


『じゃあ一緒にやろう』


無視するわけにもいかなくなったので、一緒にやりますか…はぁ…


『和泉に兎の耳つけてやろ』


「そういうのは貴方の方が似合うでしょう…じゃあ猫にしておきますね」


『何故私が猫好きだと知っている』


「偶然です」


意外にも楽しい
五十嵐さんが悪ふざけをしだしたときは全力で止めた


『この怪獣ポーズの和泉可愛い〜
アイドリッシュセブンのダンスの振付に入れてみたら?』


「七瀬さんや兄さんなら似合うでしょうね」


『和泉でも似合うって!兄貴と一緒にやってみたら?』


「マネージャーに伝えるだけ伝えてみます」


その後は適当に遊んで、ゲームセンターを出た
五十嵐さんはクレーンゲームが得意らしく、大量にとっていた


「とるのはいいですけど私に持たせないでください」


『和泉、次本屋行こう!』


「話聞いてます?」


聞いていないらしく、少し速足で本屋に向かう
そういえば読書が好きだと言っていたっけ…


「貴方は普段どんな本を読むんですか?」


『なんで和泉に教えなきゃいけないの?』


「前私が一人で本を読んでいた時に聞いてきたでしょう
私は答えました。なので五十嵐さんも答えてください」


『おぉ…和泉って常に弱みとか探してるタイプの人間だろ…別にいいけど
恋愛小説しか読まないよ、私は』


「恋愛小説ですか…妄想の産物ですね」


『恋愛小説をバカにするな!本って大体妄想の産物でしょ!』


「伝記や図鑑はどうなるんですか」


『うぐっ……そういうこと言わないのー』


「事実をお伝えしたまでですよ」


私に言われたことが相当悔しかったのか、さっきまでの笑顔が一変
一気に不機嫌になった


『じゃあ和泉も読んでみなよ、恋愛小説』


「私はそういうのに興味がないので」


『そんなんだから彼女できないんだよ』


「私はアイドルですから彼女なんて作りませんし、貴方だって恋人いないでしょう」


『いたことはあるよ。友達だといいのに恋人だとなーって感じですぐ別れたけど』


「貴方のせいで何人の男が泣いたんでしょうね」


『私がフッてる前提!?』


「違うんですか?」


『違わない!』


その後はお目当ての本があったらしく、購入し
フードコートで少し食事をとったりしていたら、もう外は暗くなっていた

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あー - 一織かっこよすぎ!凄く感動しました!!これからも頑張ってください! (2019年4月28日 22時) (レス) id: f61b58d8b0 (このIDを非表示/違反報告)
天空の巫女(プロフ) - 1.9さん» ありがとうございます!一織のキャラいまいち掴めてなかったので心配でしたが、そう言っていただけると嬉しいです! (2019年4月3日 9時) (レス) id: 65781b15d9 (このIDを非表示/違反報告)
1.9 - 一織最高…!とっても面白いです!!これからも楽しみにしてます!頑張って下さい (2019年4月3日 8時) (レス) id: 47aa25969b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天空の巫女 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/TENMIKO/  
作成日時:2019年4月1日 15時

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