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翌日
一織の機嫌は今までにないくらい悪かった
『和泉ーたっくんおはようー！』
｢……おはようございます｣
｢おはよ、らっしー｣
『どしたの和泉、機嫌悪いね』
｢それがさ、いおりん昨日寮でヤマさん達に友達できておめでとーってずっとらっしーの話されてたら、めっちゃ不機嫌になった｣
『傷ついた』
四葉と話し続けていると、五十嵐の友達が五十嵐を呼んだ
｢おーい！A！｣
｢課題見せてーAー｣
『はーいって、何回目だよそれー』
｢五十嵐、ちょっと聞きたいことあるから後でいいか？｣
『いいよ、ちょっと待っててね！』
｢やっぱらっしー友達多いよな｣
｢五十嵐さんの話をしないでください｣
｢らっしー泣くぞ、いおりん｣
｢……大体、あんなに友達がいるなら私に話しかけなければよかったのに｣
｢何、嫉妬してるの？｣
｢違います！断じて違います！｣
四葉の発言でさらに不機嫌になった
｢俺は、らっしーはいおりんと友達になりたかっただけだと思うけど｣
｢そうだったとしてもいい迷惑です｣
｢らっしーは、いおりんに嫌な思いさせたいわけじゃないと思うから、仲良くしなよ｣
そう言うと、自分の席に戻ってほかの友達と話し出した
いつの間にか五十嵐も戻ってきたようだ
『和泉、もうすぐ校外学習があるんだって』
｢…………｣
『あれー？聞こえてないの？おーい、昨日兎のにn』
｢五十嵐さん、その話はしない約束ですよ｣
『今日放課後遊んでくれたらね』
｢えぇ、ですので今日の予定が終わり次第話しかけないでください｣
『何で？私なんかした？』
一織の発言に不快感を覚えることは無く、単純に疑問に思った
｢……貴方がいると、これまで私が生きてきた世界とは別物になってしまって混乱するんです｣
『そんな状況に立ち向かえる様にならなきゃ、アイドルは務まらないよ』
｢今それとこれとは関係ないです｣
『あるよ。逆境に立ち向かっていかないと、アイドルなんてすぐに消えちゃう……ゼロみたいに』
｢…兄さんの前でその話はしないでくださいね｣
『わかってる…兄貴のゼロの話する時の目、私あんまり見たくないし』
2人の共通点をあげるとすれば、2人とも三月のことを思っているという事だ
そのまま授業が進んだ
｢Aー次体育だよー｣
『あ、今行く！今日何やるのー？』
｢持久走！陸上部の本気を見せてやる！｣
『あ……そうなんだ…頑張ってね』
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あー - 一織かっこよすぎ！凄く感動しました！！これからも頑張ってください！ (2019年4月28日 22時) (
レス) id: f61b58d8b0 (このIDを非表示/違反報告)
天空の巫女(プロフ) - 1.9さん» ありがとうございます！一織のキャラいまいち掴めてなかったので心配でしたが、そう言っていただけると嬉しいです！ (2019年4月3日 9時) (レス) id: 65781b15d9 (このIDを非表示/違反報告)
1.9 - 一織最高…!とっても面白いです!!これからも楽しみにしてます!頑張って下さい (2019年4月3日 8時) (レス) id: 47aa25969b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天空の巫女 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/TENMIKO/
作成日時：2019年4月1日 15時
